アダム・スコット(右)と共にグリーンの状態を確かめる松山英樹(撮影:ALBA)

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<マスターズ 事前情報◇6日◇オーガスタナショナル・ゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)>
 「マスターズ」史上最少ストロークタイとなる270ストローク。トータル18アンダーで2位に4打差をつけて昨年大会を制したのはジョーダン・スピース(米国)。松山英樹も「このセッティングなら勝てた」と振り返った、史上まれにみる伸ばし合いのマスターズだった。
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 スピースの勢いと技術はもちろんのことだが、要因はグリーンコンディションだった。例年よりスピードの出ていなかったグリーンはソフトでボールをいとも簡単にグリーン上に止めた。だが、今年は少し様子が違う。
 ジェイソン・デイ(オーストラリア)が「今年はスピードが出ている。タフなマスターズになる」と語れば、この日INの9ホールを回った松山も「速くて硬い。去年とは全く別物。(5位だった)去年は思い出さずにやれればいい」と文字通りガラスのグリーンに苦笑いを浮かべながら、入念にグリーン周りでボールをコロがし続けた。
 デイが予想した優勝スコアは「10〜12アンダー」。昨年よりも6ストローク以上低く見積もっているのはグリーンだけが要因ではない。オーガスタナショナルGCはラフがほとんどないことでも知られているが今年は通常であればファーストカットほどのラフがやや長めに伸ばして設定してある。通常のトーナメントであれば短いラフだがオーガスタのグリーンにボールを止めるためには短いラフも十分に警戒すべきハザードとなりそうだ。
 ただ、大会初日の木曜日は雨が予想されており、雨量によってはコースコンディションを変化させうる。優勝スコアはやはりオーガスタの気まぐれな魔女だけが知っているといったところか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>