モデルや女優がこぞって飲んでいるという白湯。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ただお湯を飲むだけで、ダイエットや美容効果が期待できる魔法の飲み物という噂も……。

しかし、「飲むタイミングや温度など、様々な情報が飛び交っていてイマイチわからない」ということはありませんか?

今回は、美容ライターとして活動する筆者が、白湯がブームになっている理由と正しい飲み方を解説します。

■白湯を飲むベストタイムは朝!嬉しい効果がいっぱい

(1)体をゆっくり温めてくれる

睡眠中に汗をかくことで、朝起きたての体は水分を失ってカラカラの状態。そこに温かい白湯を飲むことで、内臓をゆっくり目覚めさせてくれます。体が温まり冷え性が改善されるうえ、内臓機能が温まることで働きが良くなります。

(2)代謝が上がりデットクス効果も

内蔵機能を温めると血流がよくなるため、体の体温が上がります。過去記事「体温1度アップで免疫力は5倍!“ツライ冷え”の正しい温め方」にもあるように体の基礎体温を上げると代謝も上がります。代謝が上がると肌のターンオーバーが正常化し、くすみ、肌荒れ改善などの美容効果が期待できます。

さらに内臓機能が温められることで、消化機能の働きがよくなり、体内の老廃物を流し出してくれます。不要な毒素を洗い出し、むくまない体になるうえ、お通じも良くなるため、ダイエット効果にもつながります。

一方、夜飲む場合は就寝前がベター。体が温まり、寝つきが早くなります。また、利尿作用があるので朝のデトックス効果も期待できます。朝はどうしても時間がないという方は、就寝前だけでも飲むようにすると良いでしょう。

■正しい白湯の作り方や飲み方は?

(1)できればやかんで

まず、やかんに水を入れたら蓋をして沸騰させます。沸騰したら蓋を取り、空気に触れさせ、水道水に含まれるカルキや不純物を飛ばしましょう。余分な成分をしっかり飛ばすためには弱火にし、さらに5〜10分程余分に熱するとなお良いです。十分に沸騰させたら人肌より少し高い50度ぐらいまで冷ましましょう。

電子レンジの場合は、マグカップ一杯の水を1分半〜3分程温め、同じく50度ぐらいまで冷ましましょう。電子レンジの場合、カルキなどを完全に飛ばすことはできません。カルキの臭いが気になる方はミネラルウォーターの使用をおすすめします。

(2)体に負担のかからない飲み方

白湯の温度は人肌より温かく感じる50度がベスト。熱すぎたり冷たすぎる温度では体や内臓に負担がかかるのであまりおすすめではありません。上記の作り方で記載した通り、一度しっかり沸騰させ、余分な成分を飛ばしたお湯を適温まで冷ますことで、不純物のない白湯が出来上がります。

体に良い白湯ですが、飲めば飲むほど良いというわけではありません。白湯は水分吸収率が良いため、飲みすぎると逆にむくんでしまいます。一日に飲む量は700〜800ml程度を目安にしましょう。

■白湯以外の飲み物はなぜダメなの?

温かいお茶やコーヒーなど、「どうせ飲むなら好きな飲み物を……」と思うかもしれません。しかし、白湯と違いお茶やコーヒーにはカテキン、ポリフェノール、カフェインなどの成分が入っています。これらの飲み物を摂取すると、消化器官は体の毒素を排出することよりも、お茶に入っている成分を体に吸収しようという働きを優先してしまいます。それにより白湯以外の飲み物では冒頭で記載した美容効果、ダイエット効果が薄れてしまうというデメリットがあります。

白湯が美味しく感じない場合は、体内に老廃物や毒素を多くため込んでいる証拠です。体の調子が悪いほど、喉のあたりで白湯が詰まるような違和感を感じます。上記の白湯の作り方を一か月試してみてください。美味しく感じたり、甘く感じてきたら体が変わってきた合図ですよ。