6日、中国のメディアが高速道路で最近起きた多重事故に関連し、中国の交通事故死者数が多いのはドライバーや歩行者のマナー違反に大きな原因があると指摘し、日本に学ぶよう警鐘を鳴らしている。資料写真。

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2016年4月6日、中国のメディアが高速道路で最近起きた多重事故に関連し、中国の交通事故死者数が多いのはドライバーや歩行者のマナー違反に大きな原因があると指摘し、日本に学ぶよう警鐘を鳴らしている。これについて日本ネットからは「他人を思いやり、平和と安全を心がける日本の状況を中国にそのまま適用できると思うのは頭がどうかしている」との声が聞かれた。

中国では2日午後、上海市と南京市を結ぶ高速道路で50台以上の車が絡む多重事故が発生し、3人が死亡したが、澎湃新聞網はこれについて社説で、中国と日本の状況を比較。「日本の人口は中国の約10分の1で、自動車登録台数は4800万台(12年3月時点)、1世帯当たりの平均保有台数は0.93台」だとし、「自家用車保有台数1億2400万台(15年)、100世帯当たり31台(1世帯当たり0.31台)」の中国より車社会であると紹介。それにもかかわらず交通事故死者数は4117人(15年)と中国の26万1367人(13年、世界保健機関=WHO発表)を大幅に下回っていると指摘している。

中国では毎年2000万〜3000万人の新人ドライバーが路上に出るが、社説は「それによって確かにリスクが高まる」としながらも、日本のデータを見る限り、交通事故が起こる原因はドライバーのルール違反や歩行者の信号無視、設備の不適切な設置など人為的な問題を挙げた。

これについて日本のネットユーザーからは、「法を守るものと認識するか、法は有って無いものと認識するかの違い」「中国は路上教習なんかしないよね。筆記試験も適当と聞いているし、日本とは全く違うんだから比べる方がおかしい」「交通事故の総数より国民性の差を考慮し、事故の状況分析を行うべき」などのコメントが寄せられた。(編集/長澤)