5日、韓国で激化する「コーヒー戦争」が海外にも飛び火している。

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2016年4月5日、ロイターによると、韓国で激化する「コーヒー戦争」が海外にも飛び火している。6日付で環球網が伝えた。

ソウル市によると、市内には1万7000店を超えるカフェが存在する。これは、1万人当たりおよそ17店舗ある計算で、スターバックスが生まれた米シアトルの15店舗をも上回っている。

記事によると、韓国国内のカフェの総店舗数は2015年に4万9600店となり、11年の3倍以上に増えた。国際コーヒー機関(ICO)によると、韓国人の1人当たりのコーヒー摂取量は、1990年から現在までにおよそ2倍の2.3キロにまで増加しているものの、米国人の平均(4.5キロ)の半分だ。

韓国のコーヒーチェーンの売上高は、2008年から12年に20%以上増加した後、14年には8%に減少している。韓国の有名なコーヒーチェーン「カフェベネ(caffe bene)」は、昨年の第1四半期に33億ウォン(約3億1400万円)の赤字となり、店舗数も14年の930店舗から850店舗へと減少した。もう1つのコーヒーチェーン「cafe DROPTOP」では、従業員を20%解雇している。

ファストフード店やコンビニなどの参戦で、競争がさらに厳しさを増す中、韓国のコーヒーチェーンは中国や東南アジアに商機を見出している。3月、シンガポールとインドネシアの合弁会社がカフェベネの38%の株式を取得し、2番目の大株主となった。カフェベネは今後、東南アジア市場の開拓に積極的に乗り出すとしている。韓国国内で65店舗を展開するZOO COFFEEは、13年に中国市場に進出。毎年、50店舗のペースで出店を続けている。(翻訳・編集/北田)