大病を患った場合、最善の治療を受けることは誰もが願うことであろう。だが、国によって医療水準には大きな差が存在する。日本は世界的に見ても高い水準の医療サービスをうけることができるが、中国は満足な医療サービスすら受けられないという人も少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

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 大病を患った場合、最善の治療を受けることは誰もが願うことであろう。だが、国によって医療水準には大きな差が存在する。日本は世界的に見ても高い水準の医療サービスをうけることができるが、中国は満足な医療サービスすら受けられないという人も少なくない。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本のガン治療に関する医療水準は中国と比べて非常に高いと紹介。中国人にとって日本の医療技術は垂涎の的であるようだ。

 記事は医学的な指標として用いられるガン治療の5年生存率について、日本は68%であるのに対して中国は30.9%だとし、「日本の半分にも満たない」と紹介。しかし逆に言えばそれだけ日本のガン治療に関する技術が進んでいるとも言えるだろう。

 また日本は患者の手術後の生活の質を重視する意識があると説明、中国は日本に対して大きな差があると指摘している。すべての種類のガンが生活習慣に起因するわけではないにしても、運動不足や食事、喫煙、アルコールなどがガンを引き起こす場合も多いが、中国では生活習慣病についての知識が普及しているとは言い難いのが現状だ。

 ガンを取り除いても、質の悪い生活を続けていれば、再びガンになってしまう可能性もあり、こうした点が日中の5年生存率の差になって現れているとも言える。

 2014年に世界保健機関(WHO)が発表した「世界がん報告」によれば、12年における肺ガンの新規患者は全世界で182万人で、うち中国人は36%の65万人に達した。肝臓ガンの新規患者も中国人は全体の5割を占めた。中国は人口大国であると同時に、今やガン大国でもある。中国は日本の進んだガン医療技術を切実に必要としている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)