5日、中国の映画・ドラマ業界でタイが重要なロケ地のひとつとなっている。

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2016年4月5日、コメディー映画「ロスト・イン・タイランド」(2012年)や昨年末に上映された「唐人街探案(DETECTIVE CHINATOWN)」などの中国映画において、東南アジアのタイの要素が独特の「薬味」として盛り込まれていたのをきっかけに、中国の映画・ドラマ業界ではタイが重要なロケ地のひとつとなっている。人民日報海外版が伝えた。

海外の映画・ドラマの製作班にタイが人気となっている理由は、撮影許可の申請の流れの分かりやすさにもある。タイの映画当局が設置しているワンストップサービスセンター内にはファイルが詰まった段ボールがたくさん積まれていた。それらはすべてタイの撮影協力会社が提出した申請資料だ。同センターのスリーナセンター長は取材に対して、「当センターは毎月平均70〜80の申請を受理する」と説明した。

タイ当局の規定では、外国の撮影班はタイに行く前にタイの映画当局に撮影許可を申請することになっている。申請書類にはタイを訪問するスタッフの情報や脚本の性質、内容、ロケ地、日程などが含まれ、撮影に協力する能力を持つタイの会社または個人が撮影班の代わりにその申請を行うことになっている。タイの映画管理当局の責任者ヴェラティラ氏によると、外国の撮影班の脚本の内容は最終的にすべてタイ国家映画映像委員会に提出され、審査が行われる。許可が下りない確率は1%以下という。

芸鼎伝媒(タイ)社の責任者である張棟(ジャン・ドン)氏は、「長年ハリウッドの体系とマッチングしてきた結果、タイの映画産業は成熟している。そして、ハリウッドの体系に精通するプロフェッショナルな映画・ドラマの人材を育成してきた。多くの外国の撮影班がタイでロケを行う際は、主要スタッフや出演者が来るだけでいい。撮影機材やカメラマン、照明師、タレントの助手、エキストラ、ポストプロダクションのスタッフなどはタイですぐに見つかる。大作の映画チームにとっては大きな経費削減になる」と説明した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)