5日、中国の王毅外相は訪問先のミャンマーでアウンサンスーチー外相と会談した。資料写真。

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2016年4月5日、中国の王毅(ワン・イー)外相は訪問先のミャンマーでアウンサンスーチー外相と会談した。環球時報が6日付で伝えた。

先月30日に発足した新政権でこのポストに就任したばかりのスーチー氏にとっては初の外相会談で、同氏は記者会見の席で中国との関係を「政治、社会、経済において非常に重要」と指摘、王外相はミャンマーとの関係を強化していきたい考えを表明した。

王外相は「中国はミャンマーにとって最大の貿易相手国」と説明し、中国とミャンマーとの2国間貿易はミャンマーの貿易総額の40%を占めると指摘。さらに、中国の対ミャンマー投資はミャンマーが受け入れる外資の50%前後に達すると述べ、「両国経済は高度な相互補完性を持っている。互恵に向けた協力には巨大な空間が残されている」と語った。この先直面する問題については「友好的な話し合いで適切な解決方法を探りたい」とし、インフラ整備や工業分野での技術協力などの支援を行う考えを示した。

この会談は各国メディアも報じており、米メディアは「中国企業はここ数カ月の間、ミャンマーから次々と契約を取り付けている」と指摘。タイメディアは中国企業の参加で2009年12月に本格的な工事が始まった水力発電プロジェクトが中断されたままになっていることについて、「この問題は今回の会談で議題に上らなかった」「同事業がこの先数カ月の両国関係の中で突出した存在になる」と伝えた。(翻訳・編集/野谷)