4日、中国でこのほど、真っ昼間の路上で子どもを誘拐する実験が行われたが、誰一人として助ける者はいなかった。

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2016年4月4日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、真っ昼間の中国の路上で子どもを誘拐する実験が行われた。5日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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実験は、男が誘拐犯に扮し、子どもの口をタオルでふさいで連れ去ろうとするもの。人通りの多い路上や公園などで何度も繰り返し行われたが、子どもが叫んでも、周囲の人々は見て見ぬふりをしたり、こそこそ話すだけで、1人として身を挺して子どもを守ろうとする通行人はいなかった。なかには恋人に対し「見ちゃ駄目だ」と話す男性もいた。

中国では毎年20万件もの児童誘拐事件が起きているとされるが、統計では子どもの行方が分かって取り戻せたケースは0.1%程度でしかない。(翻訳・編集/岡田)