5日、韓国で大ヒット上映中の従軍慰安婦を描いた映画「鬼郷」は中国内でも大きな話題を呼んでいるが、肝心の韓国内では映画の内容そのものよりも観賞中にポップコーンは食べるのを控えるべきかどうかをめぐる論争になっている。資料写真。

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2016年4月5日、韓国で大ヒット上映中の従軍慰安婦を描いた映画「鬼郷」は中国内でも大きな話題を呼んでいるが、肝心の韓国内では映画の内容そのものよりも観賞中にポップコーンは食べるのを控えるべきかどうかをめぐる論争になっている。

韓国映画「鬼郷」は事前の予想に反して人気を集め、興行収入は約2週間にわたって首位をキープ。海外でも米国のニューヨークやロサンゼルス、英国のロンドン、カナダのバンクーバーなどで上映されている。

中国のメディア・人民日報がこの作品を取り上げ、元韓国人慰安婦・李栄洙さんの「私たちは恥ずかしがるべきではない。恥ずべきは歴史を否定し、反省を拒否する人だ」との発言を紹介し、日本を批判した。

これについて、中国のネットユーザーからは、「韓国の映画市場はほんとに多元的で寛容だ。こんなテーマの作品は中国じゃ受け入れられないよ」「慰安婦について中国人があまり触れないのは、恥だと思っているからだろう。メンツが尊厳よりも大事なんだよ」「中国人慰安婦は韓国よりもっと多かった。中国はもっと強硬に主張すべきだ」などと多様な声が寄せられた。

対照的なのは韓国。インターネット上で議論されているのは映画の内容ではなく、鑑賞中にポップコーンを食べるのは問題かどうか。反対派は「これほど悲しく怒りを覚える映画で食べ物が喉を通るのか」と訴えるのに対し、賛成派は「ポップコーンを食べるかどうかは民主主義国家における自由だ」と主張、意見が真っ向から対立している。良識派は「実に無駄なことでけんかしている」「情けないという言葉しか出ない」とあきれ顔だ。日本のネットユーザーからは、「捏造(ねつぞう)慰安婦なだけにポップコーンと同レベルですか」「くだらない内容のフィクション映画なんだから、ポップコーンを食べながら見る方がいいじゃないか」との声が聞かれた。(編集/長澤)