写真提供:マイナビニュース

写真拡大

いすゞ自動車は5日、中型路線バス「エルガミオ」を17年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。より広々とした室内空間を実現したほか、バリアフリー・ユニバーサルデザインをレベルアップした車両となっている。

新型「エルガミオ」では、ノンステップエリアの通路幅・室内高、および後方段上部の室内長・室内高を拡大し、広々とした室内空間を実現することで、利便性・安全性の向上や乗車定員数の増加を果たした。優先席まわりの安全性向上、反転式スロープ板の採用による車いす乗降の簡易化・時間短縮化も図ったほか、新たな車いす固定装置により作業の省力化が可能になるなど、バリアフリー・ユニバーサルデザインをレベルアップした車両となっている。

エンジンは軽量コンパクトな210馬力の4HK1-TCNディーゼルエンジンを採用。2ステージターボにより、全回転域において高効率なターボ効果を発揮し、環境性能・燃費性能を向上させた。トランスミッションはAMT(自動クラッチマニュアルトランスミッション)。アクセルとブレーキの2ペダルとしたことで、誰もが使いやすいイージードライブを実現し、スムーズな運転を可能としている。ファイナルギアのギア比のバリエーションは、平地向けや山岳地向けなど用途に合わせて3パターンを用意した。

エクステリアはクリーンでシンプルなスタイルを追求し、新しい外観デザイン・ニューフェイスに変更。ディスチャージヘッドランプ採用による夜間視認性の向上、全高を高くしたことによる快適な空間の確保、車両全体で約70kgの軽量化を図ったことによる燃費性能の向上も実現している。インテリアは室内高アップや側窓エリア拡大により、開放的な室内空間を実現。客席シートのグリップ幅の拡大や新デザインの樹脂製シートバックの採用による軽量化、室内灯・車外照射灯など灯火器にLED式ランプ採用してメンテナンスコスト削減とメンテナンス性も向上を果たした。

新型「エルガミオ」(車型:SKG-LR290J2)の東京地区における価格は2,099万4,120円(税込)とされている。

(木下健児)