「北斗星」の食堂車両の内部

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建築・改修や介護から外食など、埼玉県を中心に総合サービス業を営むピュアホームズ(埼玉県川口市)は2016年4月末、ブルートレイン「北斗星」の食堂車両レストランを同市内にオープンさせる。

今年3月21日にJR東日本と同社は、北斗星の食堂車両(スシ24-504)の譲渡契約を締結した。4月中旬にJR東日本の車両基地から川口市内へ移設される。車両内外装はそのままに、石窯パンや本格レストランを楽しめる空間を設けるという。

移設先はどんなところ?

上野駅〜札幌駅間を結んだ寝台列車「北斗星」は、2015年8月22日をもって運行を終了した。1988年のデビュー当時は「日本初の豪華寝台特急」といわれ、廃止のニュースが報じられた後はプラチナチケットになった。

7号車の食堂車両は「Grand Chariot(グランシャリオ)」の愛称が付けられ、本格フランス料理や日本料理が提供された。ブルトレで食べられるメニューとしてはかなり豪華で、優雅な旅行気分が味わえることから、乗客の多くは食堂目当てだったといって過言ではない。鉄路を走ることはもうないが、川口市で往時の雰囲気をしのぶことはできるはず。

移設先の「ピュアヴィレッジ東川口」は飲食店と住宅で構成される複合施設だ。新潟県六日町から移築した築100年の古民家を利用した日本蕎麦屋、東川口の築80年となる元村長宅を利用した本格リストランテ、ドイツから輸入した最新電気石窯を使ったベーカリー、そして高齢者向けサービス付き住宅の4施設がある。北斗星食堂車両の導入に合わせ、キッチンカーによるシェーブアイス屋も開店するという。

ピュアヴィレッジ東川口は、JR武蔵野線・埼玉高速鉄道線東川口駅から徒歩約8分。