5日、韓国で進められている旅客船セウォル号の船体引き揚げ作業現場に一般人の立ち会いが許されず、遺族らがいら立ちを募らせているとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウルでの追悼の模様。

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2016年4月5日、韓国・JTBCテレビによると、韓国で進められている旅客船セウォル号の船体引き揚げ作業現場に一般人の立ち会いが許されず、犠牲者遺族や行方不明者の家族がいら立ちを募らせている。

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韓国海洋水産部が現場での立ち会いを不許可としたのは、引き揚げ作業を請け負う企業・上海サルベージが技術の流出を懸念したためだという。引き揚げ作業を行うバージ船への乗り込みはもちろん、リアルタイムで水中作業の映像を見たいとの遺族らの要請も却下された。

そのため遺族や行方不明者の家族らは、自分たちで船をチャーターし、引き揚げ作業の現場に赴くなどしている。

7月末の完了に向けこれから本格化する引き揚げ作業において彼らが不安視するのは、引き揚げのために船体に開けた穴から行方不明者の遺体が流出したり、船体自体が壊れてしまったりすることだ。高校生の息子を失いこの日現場に向かった父親は、「我々には、引き揚げ作業をしているのか証拠をもみ消しているのか正確なことが分からない」と、立ち会いを不許可とした海洋水産部への不信感をにじませた。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「いったいどれだけ隠すことがあるんだ?隠したやつが犯人ってことだね」
「すべてを公開しろ。まだ隠すことがあるのか?」
「国家として国民への最低限の礼儀を守れ!」
「真実を引き揚げろ」

「これだから選挙でちゃんと投票しないと」
「今度の(4月13日の)総選挙で世の中を変えよう。政権を交代してセウォル号の真相究明を!」
「予想してたことが…多分、一回では引き揚げないんじゃないかな」

「何も変わらないな。やれやれ」
「これでとうていまともな国とは言えない」
「とんでもない理由だ。引き揚げ技術がまるでトップ級の軍事機密」
「今のうちは何とか隠していても、時間がたったらぼろが出るよ」(翻訳・編集/吉金)