中国メディア・青網は4日、核家族化が進んだ日本において、母親が子どもを育てるための「極意」について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国メディア・青網は4日、核家族化が進んだ日本において、母親が子どもを育てるための「極意」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では核家族化によって高齢者と別居するようになり「それぞれが行動の自由を手にした」一方で、若い母親は1人で育児をする苦労をプレッシャーを覚悟しなければならないと説明。このような状況において、子どもの年齢が近い近所の母親どうしが「小さな同盟」を組んで、育児中の困難を一緒に解決したり、日常生活における心理ストレスや問題をシェアするという育児スタイルが形成されていると紹介した。

 そのメリットとして、ほかの母親と接触することで「自らの短所をはっきりと認識することができる」ことや、心理的な部分以外にも様々な「シェア」ができるようになり経済的であること等を挙げている。例として、夏にビニールプールで一緒に遊ぶ、外出時に自動車の乗り合いができる、使わなくなった衣服やおもちゃが交換できる、親戚などから送られてきた野菜などを分け合うことができる、といった点を示した。

 また、「自分だけいい思いをしようとか、張り合おうとか思ってはならない。さもなくば、長い付き合いができる関係にはなれないのだ」とも指摘するほか、交友があまり狭すぎるとトラブルが起きた時に面倒となり、子どもも巻き込む可能性があるため、なるべく多くの友人や近所の人と関係を作っておくことが必要であるとも解説している。

 記事はさらに、子どもたちの間で諍いが生じた場合には「容易に手だしすることなく、安全な環境において自分たちで問題解決の方法を少しずつ学ぶよう仕向ける。子どもたちの協調性を養うとともに、母親たちもわが子の特徴をはっきりと認識し、対策を示しやすくなるのだ」とした。

 両親と離れた場所に住み、夫は遅くまで仕事……という育児環境に悩んでいる日本のママは都会を中心に多いはずだ。そこで重要になるのが、近所とのつながり、同世代のママたちとのつながりである。「ママ友」は日本の核家族化が生んだ文化の1つであると言えるだろう。一方で「ママ友」を巡るトラブルが起こるケースも少なくない。記事が指摘するように「自分だけの利益追求や他人との張り合い」の意識を捨て、互いに心地よい関係を作っていくことが大切だ。

 中国でも核家族化が進んでいる。一方で、都会では近所付き合いの希薄化がしばしば指摘され、「どんな言いがかりをつけられるか分からないから、困っている人を助けない」という悲しい風潮すら一部にはある。しかし、来たるべき将来、中国でも「遠くの親戚より近くの他人」精神のもと、育児においても「小さな同盟」を組んで協力し合う社会状況がやってくるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)