米大学の調査結果から導く、好きな夢を見る方法

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寝ているときに見る夢について、不思議に思ったことはないだろうか。「会ったことさえない人と旅行に出かける」、「地上1,000mのビルの屋上にいる」など、日常とはかけ離れた夢を見ることもあるだろう。こうした夢に何か深い意味はあるのだろうか。「教えて!goo」に「こんな夢を見たら、こんな影響があるみたいな……」という質問が寄せられていた。

これに対し、「私は歯がぬける夢を見ると身近な誰かに不幸が来るかもとか母に聞きました……あくまで聞いた話ですが(笑)」(noname#157504さん)のように、夢には意味があるという意見があった。本当に、夢と普段の生活には結びつきがあると考えられているのだろか。心理学者の内藤誼人先生に聞いてみた。

■夢と生活の関連は証明されていないが……

内藤先生、夢には普段の生活が反映されているってホント?

「夢と生活の関連は科学的には証明されていません。ただし、音楽の好みによって、見る夢に傾向があることがわかっています」(内藤先生)

音楽の好みと夢に関係がある……? それは、どういうことか。

「アメリカにあるサンタクララ大学のジェリー・クロスが、音楽の好みとその人がよく見る夢との関連性について調べました。すると、クラシック音楽が好きな人は、空を飛ぶ夢を多く見ることがわかりました」(内藤先生)

この理由は判明していないが、もしかするとクラシック好きな人はイマジネーション豊かな人が多いのかもしれない。

他にも、以下のような傾向があるという。

ジャズ好きな人:楽しい夢を見ることが多い
・ラップ好きな人:性的な夢を見る人が多い
・ヘビーメタル好きな人:非現実的な夢を見ることが多い

いわゆるポップスが調査結果に入っていないのは、そのジャンルの音楽は幅が広すぎて傾向を特定できないからだ。

■「こんな夢が見たい」をサポートしてくれる音楽の効能

では逆に、「こんな夢が見たいから、このジャンルの音楽を聴いてから眠ろう」というのはどうなのだろうか。

「もちろんできますよ。『空を飛ぶ夢が見たいからクラシック音楽を聴こう』や『楽しい夢が見たいからジャズをたくさん聴こう』など、工夫次第で好きな夢を見られるかもしれませんね」(内藤先生)

聴く音楽を選べば、好きな夢を見られる確率が上がるのだという。これが本当なら、毎晩心地よい眠りを得られるようになるかもしれない。

「最近、眠りが浅くて……」、「時々、悪い夢にうなされて……」という人は、まずはジャズを聴き楽しい夢を見ることから試してみては?

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「すごい!モテ方」(廣済堂)、「ヤバい出世学」(大和書房)他、著書多数。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)