きょうは“清明”  「春巻の皮」の老舗に注文殺到/台湾

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(台南 4日 中央社)きょうは二十四節気の清明。台湾では墓参りの日とされる一方、春巻を食べる日として知られている。春巻の皮を製造する老舗の「阿堂古早味」(台南市新市区)には注文が殺到。家族総出で対応に追われている。

小麦粉は良質なものを使い、絶妙な水加減で適度な弾力性を保つのは一朝一夕にできることではない。「春巻の皮は一見するとなんてことない食材だが、おいしく、歯ごたえがあり、破れにくい皮を作るには心を込めなきゃ」とは経営者の鄭明堂さん。

毎年この時期が最盛期。今年は曜日の関係で4連休となり、例年以上の注文が舞い込んだ。2日からは家族十数人が交代で春巻の皮作りにいそしんでいる。

全ての作業に熟練された技が光る。「そうしないと食感と香りのよい皮ができなくて、お客さんに満足してもらえないからね」。鄭さんの言葉からは長年の経験に培われた自信がにじみ出ていた。

(楊思瑞/編集:齊藤啓介)