3日、鳩山由紀夫元首相は日中関係をめぐって安倍政権を批判する発言をした。

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2016年4月3日、環球網によると、鳩山由紀夫元首相は同日受けた取材に対し、現在の日中関係をめぐって安倍政権を批判する発言をした。

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環球網などが組織した訪日団による取材は約1時間にわたって行われた。この中で、鳩山氏は現在の日中関係、日本の「右傾化」などに関して自らの考えを説明。歴史認識と領土問題をめぐっては「日本政府は過去の侵略の歴史を反省し、謝罪しなければならない」「尖閣諸島に領有権争いが存在するという現状をはっきりと知るべき」との考えを示し、日中関係の悪化については「日本政府には逃れられない責任がある」とした。

また、「中国脅威論」をあおり立てないよう訴え、「日本を追い抜いて世界第2位の経済大国になった中国に、日本は嫉妬、羨望(せんぼう)の感情を持っていると言える」とも発言。日本経済の低迷が社会の右傾化を引き起こしたとの認識を示し、「政界は何らかの『刺激』で経済を前進させる必要がある。これが、安保法に注力した原因の一つ」と語った。

このほか、中国の第13次5カ年計画(2016〜20年)と「一帯一路」戦略を「経済発展に対する中国指導者の決意の表れ」と評価し、中国が主導して設立したアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本も加わるべきとの考えを表明。「安倍政権が中国に対して正しいシグナルを送る勇気があれば、日中関係の改善は時間の問題だ」と指摘した。(翻訳・編集/野谷)