「セーラームーンの歌で元気出して」という王者のメッセージを胸に、フィギュア女子日本勢の来季の巻き返しを期待するの巻。
さ、3枠確保!!

熱戦つづく世界フィギュア、女子シングルの戦いが終わりました。日本勢は宮原知子さんの5位を最高に、浅田真央さんが7位、本郷理華さんが8位という結果。決して悪くはないものの、期待感に比してはやや厳しい結果でしょうか。特に11大会に渡りメダルを確保してきた女子シングルで久々のメダルなしという状況は残念です。

ただ、何事もそういう時期はあるもの。この10年メダルを獲りつづけてきたのは、浅田真央さんと安藤美姫さんという両巨頭が一時代に生まれたからこそ。10年のうち5回をそのふたりが勝っているのですから、まぁ「連続」ということ自体は気にしても仕方ないでしょう。出て、ちゃんとやればメダルという選手がふたりいても、ふたりいっぺんにメダルに届くことはそうそうなかったわけですから。

今大会はとにかくハイレベルで、7位までが総合得点で200点を超えるという異常事態でした。採点基準は少しずつ微調整されているので単純に比較できるものではないですが、200点取ってメダルに届かないというのは初めてでしょう。そして、今後はそれが当たり前になっていく。自分の中でミスなくやり切ったなら210点とか220点を超える可能性というのをそもそも持っておくようでないと、今後はメダル争いには加わっていけないのだと。一気にガーンと戦いのレベルが上がったことを感じます。

そんな中でも、しっかりと3枠を確保でき、しかもどの2人でも3枠に届くだけの層の厚さを見せたのですから、日本勢の健闘を讃えたいところ。枠が未来につながり、可能性を広げる。個々人には悔しさもあるでしょうが、最低限の結果は持って帰ってくれたこと、本当にありがたく思います。まぁ胸の内には、宮原知子さんについて「<」も「!」も「-」もなく滑り切ったわりには、評価や結果が伴ってきていないなという愚痴もなくはないですが、グッとこらえて「3枠」を前向きにとらえたく思います。

ということで、「落ち込んだ時はセーラームーンを歌ってね!」というロシア方面からの前向きな提案を受け止めつつ、3日のフジテレビ中継による「世界フィギュア 女子シングル・フリー」をチェックしていきましょう。


◆日本の男子には、ちょうどタキシード仮面様みたいなのがいるぞ!


熾烈な上位争い。かつてない競争の中で、日本勢は第3グループから登場。まず先陣を切った浅田真央さんは、冒頭のトリプルアクセルを決めると、ルッツが2回転となる場面はあるものの、ジャンプを次々に決め、今季最後の蝶々夫人を熱演。まさに蝶のように、リンクを華麗に舞う真央さん。滑り切ったあと放熱しながら、うんうんうんと何度もうなずく満足気な表情は、久方ぶりに見る「滑る喜びを全身で表現する」姿でした。

採点表を見るとトリプルアクセルを含め、3つのジャンプでアンダーローテーションを指摘され、ルッツは2回転になったうえにエッジエラーということで、ガッツリと減点されていましたが、真央さんに関してはもうそこは気にしない。滑る喜びを取り戻し、もう一度挑戦する気持ちを取り戻し、滑りつづけてくれることが何より大事なこと。今年は本当にお疲れ様でした。来年もまた滑ってくれると信じて、期待しています。

↓おっ200点超え!平昌までの緩やかなのぼり坂を着実に上がってきている感じがする!


頑張ってくれてありがとう!

来季もよろしくお願いします!

日本勢からは第3グループにもうひとり、本郷理華さんが登場。今季とても楽しませてもらったリバーダンス、今季を締めくくる演技です。SPで自己ベストを更新した状態のよさを思わせるように、本郷さんは躍動。冒頭のトリプルフリップ+トリプルトゥループのコンボを決めると、サルコウ、ルッツと序盤のジャンプをクリーンに決めていきます。

音楽の盛り上がりによって会場から拍手が自然に生まれるおなじみの光景。身体がよく動き、滑りが軽やか。気持ちが顔に出るタイプですが、この日は満面の笑顔がとても朗らか。コレオシークエンスでの「ココは正面から撮ろうや」という若干のカメラワークへの不満とか、最後のジャンプでのミスなどはありますが、全体としては素晴らしい仕上がり。今季イチだと感じたリバーダンス、この大舞台で演じられたこと、大きな自信になるのではないでしょうか。

↓「よかった」という感覚より点数は伸びなかったけれど、いい世界選手権でした!



得点見たときの顔に「アレ?」っていう気持ちが出てる!

でも、そこは自分の感覚を信じていこう!

少なくとも客は大満足だったと思う!

第3グループを終えて、浅田真央さん・本郷理華さんで1位と2位を占める展開。最終グループが全員上にいけば7位・8位まで落ちる可能性がありますが、最終グループに日本の宮原さんがいることから、どう転んでも「7位+それより上位」は確保できることに。おおっ、この時点で日本は来季の3枠を確保していたんですね。

関係者の重圧が少し減る中で迎えた最終グループ。1番手はロシアのラジオノワは、タイタニックの曲に乗せての演技。タイタニックをやるなら、得点的には無意味でも「ヨー、ヒー」のところは両手広げてまっすぐ滑ってほしいところですが、しっかりと得点を取りに行く演技。総合得点で210点に届こうかという演技で、ハイレベルな最終グループの戦いの口火を切ります。

そして大本命のメドベージェワ。細くしなやかな身体から軽やかでキレイな回転のジャンプを次々に繰り出します。跳ぶジャンプ跳ぶジャンプで手をあげて加点も逃さない。独創的なコレオシークエンスや、まったくブレのないスピンなど、どの要素もレベルが高い。かつて何人かの王者に感じた「若さゆえのジャンプ番長」みたいな演技ではなく、このままどんどん成長していきそうな総合力の高い演技。これなら世界記録が出るのも納得です!

↓フリーの世界記録を更新!やっと更新してくれたか、ありがとう!


キス&クライでの「コミュニケーションに難」を感じさせる動き!

そこはかとなく漂う「変わった娘」というコノ感じ!

大きなネタ振りは、中継の最後に爆発します!

コミュニケーション練習帳 [ 土倉玲子 ]

価格:1,296円
(2016/4/4 10:25時点)
感想(0件)



さぁ、メドベージェワが新世界の住人なら、日本の宮原知子さんも同じく新世界の住人。高い技術、加点を取る質の高さを兼ね備えた選手です。もしもさっきの演技に対抗できるなら宮原さんしかいない。宮原さんはこの日も安定のノーミスぶり。技術面ではメドベージェワにつぐ高い得点を記録し、ため息の出るようなさすがの演技。演技の終了を待ち切れずに観衆を立ち上がらせるチカラがありました。得点は伸びを欠きますが、日本を背負う選手としての仕事、しっかりと見せてもらいました。

↓さすがさっとん!できるようになったことはいつもできる、この安定感!


さっとんはチカラを出した!

結果5位だったとしても落ち込む必要はない!

まわりがいつもよりよかっただけ!

絶対にミスをしない人の仕事のワザ [ 鈴木真理子(プロデューサー) ]

価格:1,512円
(2016/4/4 10:26時点)
感想(3件)



ロシアのポゴリラヤがノーミスでつづき宮原さんの上に出ると、SPトップのグレイシー・ゴールドちゃんも最初のジャンプでの転倒こそあるものの「絶対にお尻はつかない」という根性を見せる粘りの演技でメダル争いに踏みとどまる。そして最終演技者、地元北米の声援を受けるワグナーは人生を懸けた演技をしっかりとまとめ、観衆を総立ちにさせました。これでゴールドちゃんも台落ちとなりますが、「人生」が懸かった演技にはやっぱり敵いませんね。お見事でした。

強いロシア、熱い北米の後塵を拝する格好となった日本勢。しかし、元気を出してもらいたいもの。ロシア勢は技術のベースの上に舞踏としての魅力を積み上げていました。北米勢は地元の後押しを受けて、人生を演技に乗せてきました。日本勢はその点では一歩ずつ及ばなかったのかなと思います。まぁ、こんなこともあるでしょう。また来季に向かって元気を出して頑張ってもらいたいもの。真央さんが蒔いた種が世界で芽吹いたように、これから日本でも実りの時がやってくるのですから。とりあえず、世界王者からの励ましの歌を聞いて、英気を養ってくださいね。

↓それでは世界王者からの日本への激励の歌、美少女戦士セーラームーンから「ムーンライト伝説」をどうぞ!


日本勢:「これロシアのテレビですよね?」
日本勢:「ロシアの方に喜んでもらえそうなことをしたいです」
日本勢:「私、ロシアの歌が歌えるの」
日本勢:「オルティグセーオルティグセー」
日本勢:「ラニトゥマへーラニトゥマへーラニトゥマへー」
日本勢:「オルティグセーオルティグセー」
日本勢:「ラニトゥマへーラニトゥマへーラニトゥマへー」
日本勢:「ディスイズナッイナー」
日本勢:「ディスイズナッイナー!」
日本勢:「どうかしら?」

いや、逆パターンも考えてみたけど、こんなんやんねぇだろwwwwwwwww

コッチの思考回路がショート完全だわwwwww


↓そんなに好きなら、日本のアイスショーで一緒にセーラームーンやらんか?

It's Sailor Time🎌✏️📋 #SailorMoon #Anime #Draw

Evgenia Medvedevаさん(@jmedvedevaj)が投稿した写真 -



セーラームーン:メドベージェワ
セーラーマーキュリー:宮原知子
セーラーマーズ:荒川静香
セーラージュピター:樋口新葉
セーラービーナス:浅田真央
ちびうさ:本田真凜
タキシード仮面:羽生結弦
クイン・ベリル:安藤美姫
クイン・メタリア:安藤美姫
魔界樹:安藤美姫
ネヘレニア:安藤美姫
ギャラクシア:安藤美姫

これはさいたまスーパーアリーナが満員になるヤツや…!

ディズニー・オン・アイスみたいな感じでやろうや…!

↓ちなみに、最近また新しいセーラームンやってるんで、新しい歌も覚えていってくださいね!


オジサン、友だち作るの下手そうな娘、好きだぞ!

そのままの気持ちで大きくなってほしい!

メドベージェワさんの日本オタク旅行の旅、来日をお待ちしております!

『MOON PRIDE』 セーラームーン盤 (CD+Blu-ray) [ ももいろクローバーZ ]

価格:1,570円
(2016/4/4 10:27時点)
感想(2件)




広い意味での日本勢優勝ということで、イイ気分で大会が締まりました!