3月31日、中国では安全面から海外の粉ミルクが人気を集め、海外ブランドが多く中国市場に進出しているが、そのうちの1つだったニュージーランドの「Karicare」が中国市場から撤退すると発表し、中国ネットで話題となった。資料写真。

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2016年3月31日、中国では安全面から海外の粉ミルクが人気を集め、海外ブランドが多く中国市場に進出しているが、そのうちの1つだったニュージーランドの「Karicare」が中国市場から撤退すると発表し、中国ネットに「偽物の横行が原因」とのコメントが現れるなど話題となった。

環球時報は「中国の偽粉ミルクが海外ブランドを追いやる?」と題し伝えているが、こうした報道の発端となったのはネットの書き込み。問題の書き込みでは「Karicare」撤退の理由について、「理由はただ1つ。中国の偽物がひどすぎるからだ。海外ブランドをかたった粉ミルクはネットの至る所で見られ、正規品より安い値段で販売されているため本物が太刀打ちできない」と書かれていた。この投稿はネットで10数万回クリックされるなど大きな話題となった。

「Karicare」の親会社「ダノン」は「中国市場に進出している他の2ブランドの発展に力を注ぐため」と撤退の理由を発表しているが、中国の専門家からは「中国市場におけるダノンの戦略調整がKaricare撤退の主因だが、偽物の横行も原因の1つだろう」との指摘も上がっている。

同ニュースについて報道では、「偽物の粉ミルクを根絶させるには、政府のみならず庶民も協力する必要がある。偽物を見つけたらすぐに通報するなど官民一体となって取り組むべきだ」と結んでいる。(翻訳・編集/内山)