バーチャル・リアリティが身近になり、その用途はゲーム以外にも拡大。※写真はイメージ Fotolia_10548508

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ゲームだけではない
VRブレークの予兆 

 2016年は、バーチャル・リアリティ(Virtual Reality、VR)普及の元年といわれていています。

 特に、コンピュータゲームや映画などのエンターテイメント分野では、例えば、戦場や幽霊屋敷を仮想空間上に出現させて、リアリティにあふれる疑似体験ができるようになるなど、その五感に訴える技術はすさまじい進化を遂げています。

 しかも、こうした先端技術を備えた娯楽が個人でも楽しめる程度の価格で売り出されるようになり、徐々に一般の間にも浸透してきつつあります。

 例えば、3月にアメリカで行われた世界最大のゲーム開発者会議で、ソニー・コンピュータエンタテインメントが「PlayStation VR(PS VR)」の発売を発表した途端、北米での先行予約の時点で、主要販売ルートでは売り切れとなるほどの人気ぶりを呈していることが話題になりました。

 これは、同社のゲーム機「PlayStation 4」専用のヘッドマウントディスプレイ(Head-Mount Display、HMD)であり、これを装着することで、プレーヤーはあたかもゲームの世界に飛び込んだような体験ができるというわけですが、同社以外にも、アメリカ・オキュラス社のHMD「Rift」が同時期に発売されたほか、複数の企業がこの市場に参入しており、競争の過熱を予感させます。

 一方で、このようにVR技術が家庭に浸透し始める少し前、つまり、ここ2年ほど前から、VRのビジネスでの活用が本格化しつつあります。

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