1日、韓国で旅客船セウォル号の惨事から16日で2年になるのを前に、海水に浸かった犠牲者の遺品を洗う作業が行われた。写真はソウルにあるセウォル号犠牲者の追悼モニュメント。

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2016年4月1日、韓国で旅客船セウォル号の惨事から16日で2年になるのを前に、海水に浸かった犠牲者の遺品を洗う作業が行われた。韓国・ニューシスが伝えた。

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遺族や被害者の家族らが作る4・16家族協議会はこの日、京畿道安山市にある合同焼香所の裏手で遺品を洗う作業を行った。海に散乱していた遺品1000点余り(250箱)は今年1月、現場に近い全羅南道・珍島から多くの犠牲者を出した檀園高校のある安山市に運ばれたが、遺族が引き取りに来なかった物や持ち主が確認できない209箱分が焼香所横のコンテナに保管されていた。

洗浄作業には協議会メンバーのほか、遺族やボランティア80人余りが参加、21個の大きなたらいを使って衣類やかばんなどを洗い、すすぐ作業を行った。

この報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「セウォル号が引き揚げられてこそ、遺品も安らかに整理できる状態になるだろう」
「何とも言いようがない。ただ涙が出るだけだ」

「遺品を洗ったとしてもつらい記憶は絶対に洗い流されることはない。今度(4月13日)の総選挙で正しく投票しさえすれば、きっときちんとした真相究明がなされるはず」

「セウォル号、あとどれだけの歳月(セウォル)が流れたら忘れられるだろう。忘れようとするたびにニュースになる」
「惨事によって遺族はもちろん全国民が受けた傷が、一日でも早く癒やされることを願う」

「この国からセウォル号のことをきれいに洗い流して、楽な気持ちで生きよう」
「遺品は燃やしてあげた方がいいのでは」
「国のために犠牲になった兵士たちにもこのくらいのことをしてあげてほしい」

「またこんなことをするから、余計に協議会が無視されるようになる」
「洗おうが洗うまいが、そちらの町でやってくれれば構わない」(翻訳・編集/吉金)