シャープ買収の鴻海・郭会長「東京五輪の訪日旅行者に照準」/台湾

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(東京 3日 中央社)シャープの買収契約を締結した鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は2日、シャープ製品の品質の高さを強調した上で、2020年の東京五輪時に訪日すると予測される4000万人の外国人旅行者に照準を合わせて売り込みを図る考えを示した。

2時間以上に及んだ会見の後、「自分の言語で話したほうが早い」として台湾メディア向けに改めて説明に応じた郭氏は、液晶パネル「IGZO(イグゾー)」の強みを熱弁したほか、電気無水鍋や蚊取り機能付き空気清浄機などの商品を紹介してシャープの魅力をアピール。

また、今後の支援を通じて携帯電話やパソコン、液晶モニター、ウェアラブル端末などを強化する方針を明かしたほか、技術開発にも注力し、さらに清潔な食べ物、水、空気を提供できるようになると語った。

一方、シャープの技術については一流で、従業員も素晴らしいと評価。最大の問題点は上層部の管理体制と多額の累積債務だと断言し、改革推進の決意を語った。

(楊明珠/編集:齊藤啓介)