31日、大ヒット中の韓国ドラマ「太陽の末裔」のベトナムでの放送を前に、現地の記者が「韓国軍を広報するドラマが放送されるのは汚辱」と主張し、波紋が広がっている。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。写真はベトナム・ハノイ。

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2016年3月31日、韓国・ハンギョレによると、韓国のみならず中国でもヒット中の韓国ドラマ「太陽の末裔(まつえい)」のベトナムでの放送を前に、現地の記者が「韓国軍を広報するドラマが放送されるのは汚辱」と主張し、波紋が広がっている。

ベトナム紙「トゥオイチェー」のチョン・クァン・ティー記者は27日、フェイスブックで「太陽の末裔」がベトナムで放送される事実を伝え、「韓国や中国で日本軍をたたえるドラマが放送されるなんてことがあるだろうか?」と書き込んだ。

ティー記者は、ベトナム戦争で韓国軍が独立した指揮権を持って参戦したことに触れ、「韓国軍が同盟国としてベトナムに来たとしても、民間人の虐殺は恥ずべきことであり、世界中のどの軍隊においてもそれは罪悪になる」と批判した。最後は「ベトナムの放送局で韓国軍のイメージを広報するドラマが放送されたら、『汚辱!』との言葉しか思いつかないだろう」との文章で締めくくった。

この書き込みは、掲載から3日間で約9万件シェアされ、「知らせてくれてありがとう」との趣旨のコメントが相次いだ。中には「娯楽は娯楽にすぎない」と反論する人もいたという。

ティー記者は30日、韓国メディアとのインタビューで、「書き込みへの反響が大きくて驚いた。ベトナム人歌手が韓国軍の服を着て撮った写真を見たファンが、写真の削除を求めて抗議することもあった」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「ベトナムが理解してくれるまで謝罪しよう」

「われわれが日本に望むことを全てベトナムにしてあげよう」

「韓国で日本軍を美化するドラマが放送されたら、出演俳優が全国民の嫌悪対象になるだろう」

「韓国は日本のように、現実を否定したり謝罪要求を無視したりしない。それでも被害者が嫌だと言うならするべきでない」

「なぜベトナムで放送しようとしているの?過去の嫌な記憶をよみがえらせるだけでは?」

「見たくないなら見なければいいだけ。損をするのはベトナムの方」

「朴大統領はベトナムに行き、ひざまずいて謝罪するべき。このままでは恥ずかしくて日本に謝罪を要求できない」

「誰が誰を虐殺したって?ベトナムの記者が歴史を歪曲(わいきょく)しているのでは?」(翻訳・編集/堂本)