1日、中国が公表した軍事費に関して、「隠し軍事費が存在する」と指摘されていることに中国国防部の楊宇軍報道官が答え、「隠し軍事費」の存在を完全否定した。中国ネットからは国を支持する声が多く寄せられている。写真は3月31日の国防部定例記者会見。

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2016年4月1日、中国が公表した軍事費に関して、「隠し軍事費が存在する」と指摘されていることに中国国防部の楊宇軍(ヤン・ユージュン)報道官が答え、「隠し軍事費」の存在を完全否定した。中国ネットからは国を支持する声が多く寄せられている。

中国の国防予算の伸び率は今年、過去6年で最低だった。このため一部で「中国には『隠し軍事費』が存在し、政府はハイテク兵器輸入、軍事技術の開発などに充てている」との指摘が出ていた。これに対し楊報道官は、「中国政府は国防法などの法律を厳格に順守している。すべての軍事支出は国防予算に組み込まれており、『隠し軍事費』など存在しない」と回答した。

中国ネットでは、「国防よりも観光や不動産などの発展に力を入れるべき。その方が利益は大きい」と政府に否定的な意見もあるが、大半は「国を守るためなら理解できる。汚職で金が消えるよりましだ」「日本や米国に対抗するならもっと予算を組んでもいいと思う」「強い軍があってこそ庶民は平和に暮らせる」「国防にいくら使おうと中国の自由だろ。余計なお世話だ」と政府を支持する声だった。(翻訳・編集/内山)