3月31日、北京の地下鉄では飛び込み自殺が多発しているが、地下鉄職員にとっても心の傷の原因となっている。写真は飛び込み自殺の研修を受ける職員(1枚目)と地下鉄2号線復興門駅のホームで列車を待つ乗客(2枚目)。

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2016年3月31日、北京の地下鉄では飛び込み自殺が多発しており、自殺願望を抱いていた人の自殺を誘発してしまうだけでなく、地下鉄職員にとっても心の傷の原因となっている。地下鉄2号線の前門駅の関係責任者によると、自殺しようとしている人を説得したり、乗客が線路に降りた場合、すぐに救出したりするほか、自殺が起きてしまった場合に職員のカウンセリングを強化するなど、予防マニュアルを作成して対策を講じている。北京青年報が伝えた。

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前門駅の駅長によると、飛び込み自殺を防ごうと、さまざまな対策を講じているほか、自殺が起きてしまった場合には、まずすぐに救出を図り、10分以内に運行再開ができるよう、すばやく処理を済ませるようにしている。

2015年、前門駅では自殺しようとしていた20代の女性の救出に成功した。当時、その女性がホームをうろうろしていて乗車しようとしなかったのを発見した職員が、「何か助けが必要か?」と声をかけたところ、その女性は突然泣き出し、「死にたい」と話した。その後、職員はすぐに女性を安全な場所に連れて行き、管轄する警察を通して女性の家族に連絡。最終的に家族に連れられて女性は帰宅したという。予防マニュアル実施後、自殺を阻んだ成功事例の1つだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)