春の風情をさらに満喫。旬野菜と桜を使った“お花見弁当”のとっておきレシピ

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4月5日は、古来、季節の節目を表した二十四節気によると、「清明(せいめい)」と呼ばれる日。“すべてのものが清らかで明るく、生き生きする”という意味の言葉で、空は青く澄み、爽やかな風が吹き、鳥が歌い…そんなこの時期の気候を表しているそう。

「桜の花もこの頃に満開を迎えることから、一歩外に出れば、春を満喫できる時期。お昼休みにお弁当を持って、公園のベンチでいつもと違うランチタイムを過ごすのも楽しいですよ」 と、歳時記に関する著書を出版している柳本あかねさん。

この時期ならではの“お花見弁当”を持って行ったら、そんな外ランチがさらに盛り上がるはず。そこで、柳本さんに調理の手間がかからない、春の風情がいっぱいのお弁当メニュー2品を教えてもらった。

「漆塗りのお重や木のマスなどに詰めると、お花見気分が倍増します。戸外ではなく自宅でのおもてなしでも、季節感を演出できるのでご活用ください」(同)
◆桜ごはん

材料(2人分/おにぎり3個分)
米2合
桜の塩漬け 8輪

1 米2合を炊く
2 桜の塩漬け8輪を5分ほど水につけて塩抜きする
3 2を軽く絞って5輪分を細かく刻み、炊き上がったご飯に混ぜる
3 桜の抜型があれば型に入れて形を作る。なければラップを使っておにぎりに
4 桜の塩漬けをひとつに1輪飾る

◆春野菜のディップ添え

材料(2人分)
アスパラガス 4本
新ゴボウ 中1本
芽キャベツ 4個

<白ごまと味噌のディップ>
白ごま 小さじ1
味噌 大さじ2

<抹茶塩>
抹茶大さじ1
塩小さじ1

<マヨネーズと醤油のディップ>
マヨネーズ大さじ2
醤油小さじ1/2

1 アスパラガス、新ごぼう、芽キャベツなど、お好みの春野菜をサッと洗い、食べやすい大きさに切る
2 1を電子レンジOKの保存容器に入れ、軽くふたをして500Wで1分加熱する
3 それぞれの調味料を混ぜ合わせて、3種類のディップを作る
4 3をアルミカップやシリコンカップに入れて、野菜と一緒に詰める

「野菜は量にかかわらず約1分の加熱でOK。若干柔らかかったり、硬い場合はありますが、気にしなくて大丈夫です。少し芯が残るくらいのほうが、歯ごたえがありおいしく感じられるでしょう」(同)

今週は、お花見ランチに会社の友達を誘ってみては? みんなで手作り弁当を持ちよって、きれいな桜を満喫しよう!

柳本あかね
日本茶カフェ「茜や」、お茶とお酒「茜夜」店主。日本茶インストラクター。きき酒師。グラフィックデザイナー。二級建築士。著書に『いちばんおいしい日本茶のいれかた』(朝日新聞出版社)、『神楽坂「茜や」の小さな暮らし』(河出書房新社)、『「茜夜」のシンプルに暮らす、小さなキッチン』(河出書房新社)がある。最新著書に『「茜や」の小さく楽しむ おうち歳時記』(河出書房新社)。