手頃な価格で複数カメラによる監視システムを構築。プラネックスが同社製カメラ用アプリ『スマカメPro』発表

写真拡大

プラネックスコミュニケーションズは、同社製ネットワークカメラ「スマカメ」シリーズ用の監視・防犯システム構築アプリ『スマカメPro』を4月7日より発売します。提携サイト「NTT-X Store」での価格は2万5056円(税込)。

『スマカメ』シリーズは、本体の安価さや設定の手軽さなどからネットワークカメラの中でも定番的存在ですが、スマカメProを使うことで、複数台本体の制御が可能に。同時モニタリングや録画、再生を可能とします。対応する本体はスマカメシリーズの2モデル。標準モデルの『スマカメ CS-QR10』と、暗視対応モデルの『スマカメ ナイトビジョン CS-QR20』です。

▲『CS-QR10』 (実売価格:7200円前後)

▲暗視対応モデル 『CS-QR20』 (実売価格:9970円前後)

スマカメとスマカメProのシステムでのメリットは、監視・防犯システムとしては導入コストが安価となる点。

こうしたシステムを業務用製品で構築する場合、非常に高価になることも多く、ビジネス用途とは言え導入をためらう企業もあります。

▲スマカメProの初期費用と運用コスト(価格はすべて税抜)。

しかし、本アプリとスマカメであれば、安価(上表を参照)で本格的な監視・防犯システムを構築できるので、スーパーなどの中小店舗での活躍が期待できます。

表中に書かれた接続モードの『ダイレクトモード』と『ビジネスモード』とは、接続されるネットワークの形態によって決められる動作モードのこと。ビジネスモードでは多段ルーターなど、複雑なネットワークでの運用が可能ですが、有料オプションサービスの「ビジネスモード視聴制限解除」を利用しない場合、あるいはダイレクトモードでも7台以上の場合はカメラの視聴制限がかかります。

上表中の「運用コスト」は、視聴制限解除に必要な料金です。

スマカメProの基本機能としては、従来の監視・防犯カメラに近い水準。店舗のバックヤードや本部で、複数のスマカメからの映像を画面分割などで表示できるため、一元管理が可能です。加えて必要に応じて、スマホなどでも閲覧が可能。

店舗以外でも、マンションや倉庫の状況管理といった多くの利用シーンで活用可能です。

また、スマカメシリーズの特徴である設定の簡便さも継承します。スマカメPro側で、スマカメシリーズの本体に記載されているUIDとパスワードをアプリに入力するだけで設定(ペアリング)が完了。IPアドレスベースなどの設定を行なわなくても使用が可能です。

また、録画を補助する機能も搭載。スマカメProを起動することで、インストールされているPCや、ネットワーク接続されたNASにも録画が可能になります。スマカメ Proを使わない場合は本体側のマイクロSDメモリーカードにしか映像が保存できないため、録画に関する自由度は大きく広がります。

映像データのバックアップとして記録することができるので、万が一本体のデータが故障しても安心です。

もちろん、監視カメラとして重要なイベントリスト機能も搭載。リスト画面から、PCやNAS、カメラ本体のマイクロSDカード内に保存された動画を日時検索、再生が行なえます。連続録画や動体検知が連動した録画などでも探せるので、特定の条件で撮影した映像を見つけるのに便利なのがうれしいところ。

このように『スマカメPro』は、スマカメシリーズを監視・防犯用途のカメラとして使うための様々な機能を備えたアプリ。監視システムを低コストに構築したい業務用途などでは、かなり便利なシステムとなりそうです。

個人利用でも、小規模であればスマカメ単体(と付属アプリ『スマカメ』)でもある程度はカバーできますが、たとえば広めの一軒家の防犯などを万全にしたいという場合は、スマカメProは役に立ちます。こうした場合もチェックして損はないシステムになりそうです。