29日、中国では年間約2600万トンの不要衣類がごみ箱行きになっている。

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2016年3月29日、衣類の買い替えサイクルがスピードアップするにつれて、不要衣類もどんどん増えていく。これらをどのように処分するかは、多くの人々にとって悩みの種となっている。経済参考報が伝えた。

中国の多くの都市では不要衣類の「処分先」に頭を悩ませている。中国資源総合利用協会の統計データによると、中国では、年間約2600万トンの不要衣類がごみ箱行きになっている。リユース率は1%にも届かず、ほとんどの古着は再加工や無害化処理の対象にはなっていないのが現状だ。

蘭州市政治協商会議常務委員の林建平(リン・ジエンピン)氏は、「実際には、これらの不要衣類は回収・処理・加工プロセスを経て、再生資源として再利用することが可能であり、現在、海外の多くの地域で不要衣類のリユースは循環経済の重要産業のひとつとなっている」と指摘した。

中国では2006年に「再生資源法」が施行されたが、古着の回収に関しては相応の条項が定められなかった。このため、不要衣類の回収・処理・加工・再利用の有効なシステムや運営方式がいまだに確立されていない。

林氏は、「政府の関係当局は不要紡績品を現地政府の政策と循環経済の発展に組み入れ、合理的かつ持続可能な回収利用モデルと利益分配体制を模索し、各種発展奨励策を発表する必要がある。特に企業と個人に対して不要衣類の回収・加工業への投資を奨励し、構築した不要衣類の処理・加工・再利用システムによって、不要衣類回収・再利用の大規模化・規範化発展を推進しなければならない」と提案した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/松澤)