斎藤工と堀北真希、美しすぎるのは罪?冬ドラマで覚えた違和感
ドラマを愛して20年のドラマ批評家・スナイパー小林が冬ドラマを振り返ります。

 2016冬ドラマ、ワースト視聴率は(深夜枠を除いて)TBS系『わたしを離さないで』。映画、ドラマ、バラエティと何をやらせてもNO.1と業界大人気の綾瀬はるかを無駄使いしてしまった感が満載です。それ以外にも、見ていて「う〜ん」なる方々が何人か目についたので、わたくしスナイパー小林の独断と偏見でピックアップさせていただきます。

◆キャラクター迷宮入りの斎藤工の行方

「今年消えそうな人ランキングに入る」「昼顔(2014年放送・上戸彩主演の不倫ドラマ)バブル」とバラエティ番組でのネガティブ・自虐発言が話題の斎藤工。今クールでは日テレ『火村英生の推理』で、殺人現場に快楽を求め自らも人を殺すことに興味があるという大学教授役で主演を務めました。

 平均視聴率は8%台とそんなに悪くはなかったものの、個人的に見ていて違和感が。なぜだろう、ストーリーが頭に入ってこない……。推理ドラマ特有の展開の軽妙さが感じられないのです。うーん、これは……? とネットを探っていくと、共演する「窪田正孝とのBLドラマみたい」「斎藤工、ヤバい」など、ドラマの内容そっちのけで彼のフェロモンを堪能する話題が散見されました。

 私が感じた違和感、それはもしかしたら、演技よりもイケメンっぷりが前面に押し出されてしまったせいかもしれません。斎藤工は数多くのちょい役を経て、やっと主演までたどり着いた努力の人。演技も十分仕上がっているはずです。今後はもっと俳優としての彼が活かされる作品を期待。

◆堀北真希の“無表情美”にはもうお腹いっぱい…

「シンクロしました、私」と堀北真希扮する刑事が、不可思議な力を使って事件を解決へと導く日テレ系『ヒガンバナ』。この作品も草なぎ剛主演のテレ朝系『スペシャリスト』と同じく、スペシャルドラマとして放送後、連ドラ化した経緯があります。『スペシャリスト』の平均視聴率12%台には及ばないまでも、9%台と、こちらも悪くない結果でした。

 ただ、このドラマへの感想は……ああ、ごめんなさい、この一言に尽きます。

「堀北真希って何をやっても堀北真希じゃん……」

 以前、「演技が下手な女優」の第2位にランクインしたこともある彼女。ものすごい美人なのは分かっているのですが、さすがに影のある雰囲気に飽きました。求む、感情のある役!

<TEXT/スナイパー小林>
【スナイパー小林 プロフィール】
芸能・恋愛コラムニスト、ライター、編集者。ドラマ解説者。女性雑誌、書籍を中心に執筆や編集を手がけた媒体は100冊以上。小学生の頃に見た「毎度お騒がせします」からテレビドラマをこよなく愛し、ついには趣味が仕事になったアラフォー。