長渕剛に惚れろ!女もシビれる「THE・男」の魅力をシャウト
 20〜30代の女性にとって長渕剛ってどんな印象でしょうか。男くさい? 暑苦しい? もちろんそんな一面もありますが、長渕剛にはそれにも勝る優しさ、繊細さがあるのです。

 ここでは剛ラブの筆者が、2月に発売されたオールナイトライブ映像『富士山麓 ALL NIGHT LIVE 2015』から、その魅力と暑苦しいまでの“剛愛”を語りますのでお受け取り下さい。(※以下の記述は、DVD5枚組バージョンを元にしたもの)

⇒【YouTube】長渕剛 「富士山麓 ALL NIGHT LIVE 2015」 ライヴBlu-ray&DVD予告編 http://youtu.be/3ePZwi4c0GA

◆剛の男らしさ、暑苦しさ、少年性…

 この映像は、去年8月、剛史上最大集客数の10万人を動員した富士山ライブを収録したもの。59歳の剛が「“死にたいほどに生きている”ことを感じたい」と体力の限界に挑戦したまたとないライブでした。

 実はこの富士山ライブに行っていた筆者。オープニングでヘリコプターに乗って剛が登場した時は鳥肌モノでした。ステージ上空を5、6周旋回してからステージ脇に降り立ち、無言のまま壇上へ。オープニング曲『JAPAN』で「日本よ、いったいどこへ向かうつもりだ!?」と吠える!

 第一声の「ウォッホホ〜」って叫びは地鳴りのようでした。そしてバラード以外ではほぼ拳を振り上げるんですが、ステージ上で黒光りする剛が「お前らもっと拳を上げろ」とゲキを飛ばす様は、まるでビリーズブートキャンプのビリー隊長!

⇒【YouTube】長渕剛 NEW SINGLE 「富士の国」<Live Version> 6月22日発売決定!! http://youtu.be/IJpwLzdsNPo

http://youtu.be/IJpwLzdsNPo

◆富士山ライブの絶頂タイムは第三部=DVD3枚目

 筆者にとってライブ本編の絶頂タイムは第三部(DVD3枚目)でした。

『絆-KIZUNA-』で世の中の薄汚い物事に対し「我慢がならねえ!」そして「ちぎれぬ仲間と絆を結べ」と反骨と連帯をシャウト。10万人が一丸となり、会場全体で剛のライブ仕様の国旗がはためき、一般参賀とは似て非なる熱気&狂気。

 よく女子会でマウンティングがどーのこーのと言いますけど、そんな時はぜひ、剛の「いまに見てろぉ!」「くそったれ。人間を自分を舐めるなよ!!」という精神を見習っていただきたいんですね。

⇒【YouTube】長渕剛 - シェリー http://youtu.be/dmVPe7jUxAY

 極めつけは『鶴になった父ちゃん』で大号泣。これは死んだ父ちゃんに会いたいと歌った歌。

 MCで「母が亡くなった時は自分の半分が消えてなくなった気がした」そして「それを追いかけるように父が亡くなった時は本当にその半分もなくなったような気がしたよ。(略)ひとりぼっちになったような気がしたよ。いい年こいて」と打ち明ける剛……。

⇒【YouTube】長渕剛 - 鶴になった父ちゃん http://youtu.be/d4h9UUO1jk4

◆ブチキレながらステージを作り上げる剛

 リハ風景を収録したドキュメンタリー(DVD5枚目)では剛のインタビューも。序盤で富士山ライブを行うキッカケを吐露しています。

 東日本大震災直後、岩手県石巻市を訪れた剛は地の底から聞こえてくる死者の声を聞いた。「お前にこの苦しみがわかるか!」と。死者が剛に憑依し「クソぉぉ」と怒りがこみ上げ、東京(の国会あたり?)を睨んだそうです。そしてその先に、霊峰・富士が見えた、と。

 リハ風景では、コノヤロウ、バカヤロウとスタッフにブチギレまくる剛ですが、コレって、ステージを一から十までこだわり作る剛ならではのスタイルゆえなのです。

 剛はこの富士山ライブに挑むまでの50日間、オールナイトに耐えうる肉体作りを元総合格闘家の三崎和雄さんとともにガッチムチなトレーニングを行いながら、会場の照明も音響も映像の調整に至るまですべてに関わり、さらにバンドメンバーとの音作りに取り組んだ。ノンストップで己を極限まで追い込み、稽古を重ねて本番に挑んだわけです。

◆「一緒に死のうと思った」。愛犬の死を悼む剛……

 さらに、愛犬への並々ならぬ想いが垣間見られるのが、特典映像『在りし日のレオ』。
 ン? ライブDVDになぜ愛犬の映像が? って思いました?

 レオ(♂)はこれまで剛のライブに生出演&ライブツアーのグッズ化もされたり、某誌の長渕特集のグラビアにも登場、極めつけは剛が“レオ愛”を歌った楽曲『レオ』まで作るほどでファンもお馴染みの存在だったのです。

 しかしそのレオが、剛と震災復興活動を共にし、富士山ライブも見届けた後、昨年11月に11歳で天国へ旅立ってしまったのです……。

⇒【YouTube】長渕剛  撮影風景その2 http://youtu.be/_yc87zkmZ68

 深く悲しんだ剛は、自身のLINE公式アカウントに、横たわるレオの遺体に日章旗の柄の布をかけ頬にキスをした写真を公開。某スポーツ新聞の取材には「一緒に死のうと思ったんです」と答えていた。

 特典映像では、レオのライブ生出演時の映像や、川でレオと一緒に泳ぎ、じゃれ合う姿が収められています。その姿に、容姿はイカついオッサンなのに他のどんな男にもない少年性を感じるのです。

 というわけで特典映像だけでも見てください、ぜひ。

 59歳で富士山オールナイトライブという無謀な挑戦を完遂した剛が、今度は何を目指すのか? 今後も熱い視線で注目していきたいと思うのです。

<TEXT/カワイモモコ>