三井不動産の船岡昭彦常務(左2)、台中市の林佳龍市長(右2)

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(東京 1日 中央社)台中市の林佳龍市長は3月31日、三井不動産(東京都中央区)を訪問し、同社が優先交渉権を獲得した台中港周辺地域の開発計画について意見を交換した。

同社は同地域でのアウトレットパーク建設を計画。北部・新北市で今年1月に開業した台湾1号店に続いての出店となる。優先交渉権は3月24日、同港を管理・運営する台湾港務による審議で獲得が決まった。

林市長は、市と台湾港務で過去1年にわたり、三井不動産の投資誘致を積極的に進めてきたと話し、今後も三井側の期待に応えられるようバックアップしていく姿勢を示した。また、台中を台湾の玄関口とする計画にも触れ、大型商業施設の集客や物流の後押しになるとアピールした。

さらに、三井が東京・日本橋の再開発を成功させたことに言及し、地域の衰退が深刻な台中旧市街地への投資も呼び掛けた。

三井不動産の菰田正信社長は、台中港への投資計画を重視していると語り、台中市は同社が台湾中・南部で投資を進める上での優先的な選択肢になりうるとの考えを示した。

(カク雪卿/編集:名切千絵)