実写版には妹ローズ・レッドが登場! - 映画『白雪姫』より
 - Walt Disney Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 ディズニーが、同社の長編アニメーション映画第1作である『白雪姫』を実写映画化することが明らかになった。ただそのまま実写にするのではなく、新たに白雪姫(スノー・ホワイト)の妹ローズ・レッドを登場させ、彼女をメインに物語を再構築する。

  The Hollywood Reporter によると、脚本は新鋭ジャスティン・メルツが執筆したもので、もともとはローズ・レッドのみを描くものだったのだそう。しかし『スノーホワイト』の脚本家であるエヴァン・ドーハティがよりアニメーション映画『白雪姫』の物語に近づけるアイデアを思い付き、ディズニーがそれを採用した。ちなみに、ローズ・レッドはグリム童話「しらゆき べにばら(Snow-White and Rose-Red)」にしらゆきの妹として登場するが、アニメの基となったグリム童話「白雪姫(Snow White)」の白雪姫とは関係がない。

 今回の実写映画版のストーリーは、毒りんごを食べて死の眠りについた白雪姫の呪いを解くべく、白雪姫とは疎遠になっていた妹という設定のローズ・レッドが七人の小人たちと危険な冒険をするというものになるという。プロデューサーを務めるのは『ヘンゼル&グレーテル』のトリップ・ヴィンソンで、ヴィンソンは本作に加え、『アラジン』の前日譚である『ジーニーズ(原題) / Genies』、『シンデレラ』のプリンス・チャーミングを描く実写映画もディズニーの下で進めている。(編集部・市川遥)