31日、核セキュリティーサミットが開かれる米ワシントンで、米中首脳会談が行われた。資料写真。

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2016年4月1日、新華社によると、核セキュリティーサミットに出席するため米ワシントンを訪れた中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は現地時間31日、オバマ米大統領と会談した。

習主席は近年の米中関係の発展を評価した上で、世界1、2の経済大国である米中は世界の平和、繁栄に大きな責任を持っていると指摘。協力拡大の重要性を挙げると同時に、「米中は互いの核心的利益を尊重しつつ、対話によって両国の間に横たわる問題解決を図ることが必要」との認識を示した。

北朝鮮問題をめぐっては、「中国は一貫して朝鮮半島の非核化、対話による問題解決の道を堅持」と説明し、「各国は緊張情勢を高めるような言動を慎み、国連安全保障理事会の決議を厳格に履行すべきだ。他国の安全保障上の利益や地域戦略の均衡に影響する可能性のある措置を取るべきではない」と語った。また、南シナ海における中国の主権を改めて主張し、「中国は国際法に基づく各国の航行と飛行の自由を尊重する。航行の自由を口実に、中国の主権と利益を脅かす行為はいかなるものであっても認められない」「南シナ海の平和と安定に向け、米国が建設的な役割を果たすことを期待する」と発言した。

習主席は台湾問題も取り上げ、米中関係の長期的な発展に有利に働くとして「1つの中国」政策の堅持を米側に申し入れた。(翻訳・編集/野谷)