30日、3年の巨額負債を経て、スペインの国営鉄道会社レンフェがようやく黒字転換した。写真はスペイン・バルセロナのAVE。

写真拡大

2016年3月30日、3年の巨額負債を経て、スペインの国営鉄道会社レンフェ(RENFE)がようやく黒字転換した。レンフェのパブロ・バスケス会長は、「スペインの鉄道会社が世界最大規模の高速鉄道管理会社のひとつとなり、さらに、世界最大の鉄道運営会社になる可能性もある」と語った。一財網が伝えた。

欧州金融危機後、スペイン経済は衰退をたどり、鉄道企業もその影響を受けて苦難の道を歩んだ。とりわけ2013年の重大事故はスペイン国鉄の危機をさらに深刻なものにした。2014年もスペイン国鉄の赤字は続き、損額は1億9000万ユーロに達した。経営回復を図るため、2015年に50項目の緊急対策を講じた。内部調整と外部市場の繁栄という2つの刺激を受け、スペイン国鉄は2016年はじめ、15年の営業黒字を発表した。また、スペイン国鉄は業界の代表者として、基盤を固めた後に世界の高速鉄道市場に乗り出す構えを示した。

パブロ会長は、中国と日本の企業は、目下国際高速鉄道プロジェクトにおける主な入札ライバルで、「スペインはこうした競争に参加すべきである」とし、「世界で高速鉄道網の運営経験を有する国は極めて少なく、スペインはそのうちのひとつだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/MI・編集/松澤)