30日、環球時報は、オーストラリアの幼児用食品メーカーが商品に中国産原料は使っていないと記載したことが誤解を招いたと紹介し、中国は努力が必要だと伝えた。資料写真。

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2016年3月30日、環球時報は、オーストラリアの幼児用食品メーカーが商品に中国産原料は使っていないと記載したことが誤解を招いたと紹介し、中国は努力が必要だと伝えた。

発端となったのは29日に中国のネットに掲載された1件の書き込み。オーストラリアに住む中国人と思われるユーザーが投稿し、商品の写真と共に、「食品の裏に『弊社の商品は中国産の原料を一切使用しておりません』と書かれていた。どうやら中国食品の悪名は世界に広まってしまったようだ」とつづった。この書き込みを多くのユーザーが転載し、中国食品の安全を改善すべきとのコメントが数多く寄せられた。

ところが、30日には誤解だと指摘する声があがった。実際、同企業は商品の記載についてホームページで説明しており、中国の原料を使っていないと記載したのは中国産原料に問題があるからではなく、輸入品を求める中国のニーズに応え、原料を含め商品が100%輸入品であることを強調するためだと述べている。こうした記載はオーストラリアでは少数であり、中国市場の開拓に力を入れた結果と思われる。

記載が適切かどうかは別にして、中国はこうした記載があることに反省すべきだろう。今回の一連の騒動は、中国食品に対する不信感が影響したといえる。中国食品の悪いイメージを払しょくするには、中国の政府や企業が努力を続け、品質を向上させる以外に方法はない。消費者の信頼を勝ち取るためにはそれ相応の力を付ける必要があるのだ。(翻訳・編集/内山)