シリア戦で負傷交代した山口(16番)。後遺症がなければいいが……。写真:(C)SOCCER DIGEST

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 3月29日のシリア戦、ボランチで先発した山口蛍が55分にアクシデントに見舞われた。浮いたボールをヘディングでクリアしようとしたタイミングで、突進してきた相手選手と空中で接触。ほぼ無抵抗のままヘッドバッドされるような形で顔面に大きなダメージを受け、ピッチに崩れ落ちた。

 チームメイトが駆け寄っても、意識が朦朧としている状態だった山口は結局、担架で運ばれて交代。試合会場の埼玉スタジアムから救急搬送された。

 翌30日に都内の病院で精密検査を行なった結果、山口は鼻篩骨骨折、上顎骨骨折と診断された。日本サッカー協会の発表によれば、「週明けを目途に手術し、術後1週間を目処に国内にてリハビリを行なう予定」だそうだ。

 ドイツに渡らず日本で治療に専念するというわけだが、今回の怪我がトラウマにならなければいいが……。

 改めて負傷直前のシーンを見返すと、山口は空中にあるボールに集中しており、突っ込んでくる相手に注意を払えていなかった。ヘディングでクリアしようとしたら急に頭突きをされた状況で、ノーガードのままダメージをもろに受けている。その時のショックが残ってしまうようだと、あるいは今後のプレーに悪い影響を及ぼす可能性がある。

 鼻篩骨骨折や上顎骨骨折は完治まで個人差があり、山口の復帰時期は現時点で分からない。後遺症が残らないことを、心から祈りたい。