31日、中国国防部網によると、同部新聞局長の楊宇軍氏は中国政府が「隠し軍事費」を支出しているとの指摘について、「そのような費用は存在しない」と全面的に否定した。資料写真。

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2016年3月31日、中国国防部網によると、同部新聞局長の楊宇軍(ヤン・ユージュン)氏は中国政府が「隠し軍事費」を支出しているとの指摘について、「そのような費用は存在しない」と全面的に否定した。

中国の国防予算の伸び率は今年、過去6年で最低だった。このため一部で「中国には『隠し軍事費』が存在し、政府はハイテク兵器輸入、軍事技術の開発などにあてている。国防予算には盛り込まれていない予算で、中国の実際の軍事支出は公式発表の数字を上回る」との指摘が出ていた。

また、中国政府は国防部と軍改革で約30万人の人員削減を進行中。転属、退役軍人の人件費もかさむことから、過去6年で最低の軍事費の伸び率を疑問視する声が上がっていた。

しかし、楊氏は「中国政府は国防法などの法律を厳格に遵守している。すべての軍事支出は国防予算に組み込まれており、『隠し軍事費』など存在しない」と全面的に否定した。(翻訳・編集/大宮)