レストラン・ホテルの格付けを行う「ミシュランガイド」において、日本では欧米以外の都市として初めて東京版が2007年に発売され、世界的に美食の都市であることが認められた形となった。東京以外にも日本にはミシュランガイドで星を獲得したレストランは数多く存在する。(イメージ写真提供:123RF)

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 レストラン・ホテルの格付けを行う「ミシュランガイド」において、日本では欧米以外の都市として初めて東京版が2007年に発売され、世界的に美食の都市であることが認められた形となった。東京以外にも日本にはミシュランガイドで星を獲得したレストランは数多く存在する。

 中国メディアの捜狐はこのほど、中国のレストランはなぜミシュランガイドで星を獲得できないのかと嘆く記事を掲載し、世界でもっともミシュラン掲載店が多い東京に対して悔しさをにじませた。

 ミシュランガイドの「レストラン・ホテルガイド」はその名のとおり、レストランやホテルの評価を行う世界的に権威のあるガイドブックだ。評価は星の数で行われ、ミシュランによれば一つ星は「そのカテゴリーで特においしい料理」、二つ星が「遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理」、三つ星が「そのために旅行する価値がある卓越した料理」という意味を持つ。ミシュランガイドに掲載されることはレストランにとっては大きな名誉だ。

 記事は、中国経済の発展に伴い、経済的に豊かになった中国人が日本を訪れ、ミシュランガイドに掲載されたレストランを訪れていることを紹介。中華料理は世界3大料理の1つに数えられ、中国人にとっても誇るべき料理と言えるが、なぜ中国にはミシュランガイドに認められるレストランが存在しないのかと疑問を投げかけた。

 続けて、東京で星を獲得したレストランの数はパリを上回って世界最多であると驚きを示し、ミシュラン掲載店が世界でもっとも集まる都市こそ東京だと紹介。中国の場合は香港とマカオに3つ星レストランが存在するものの、中国本土には存在しないと紹介した。

 一方、中国の都市部では近年、「ミシュラン掲載」を売りにしたレストランが存在することを紹介しつつも、これはミシュランに掲載されたレストランでシェフを務めていた人物が調理しているだけであると紹介。そのほかにも、香港ではミシュランガイドに掲載されたレストランが入居している不動産のオーナーに賃料を引き上げられるケースが相次いだ事例を紹介している。中国国内においてもミシュランガイドの影響力とブランド力がいかに大きいかを示し、それだけ多くの中国人が中華料理のミシュランガイド掲載を待ち望んでいることを示す事例と言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)