ここ数年、iPhoneといえば4.7インチと5.5インチのサイズでしたが、2016年3月に登場した新製品・iPhone SEは久々の4インチサイズ。せっかくなので3.5インチモデルのiPhone 4s・4インチモデルのiPhone 5s・4.7インチモデルのiPhone 6s・5.5インチモデルのiPhone 6sPと比較してみました。

iPhone SE - Apple(日本)

http://www.apple.com/jp/iphone-se/

iPhone SEの開封からフォトレビューまでは以下の記事を参照してください。

4インチサイズの系譜を受け継ぐ「iPhone SE」実機フォトレビュー - GIGAZINE



左からiPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 5s、iPhone 4s、iPhone 4と並べてみました。



ここからは6s・6sP・SEの新しい3機種だけで比較してみます。6s Plus(5.5インチ)・6s(4.7インチ)・SE(4インチ)の順で置くと、まるでベゼルの分だけ縮んでいっているかのよう。



ボリュームボタンのある本体左側面を比較。ちょうど6sとSEは同じローズゴールドなので、形状の違いが際だってわかる感じがします。



底面。薄型の6s・6s Plusはスピーカー穴が一列だけ、SEは2列でLightning端子の左右に並んでいる、という違いがあります。



右側面は、SEはSIMカードスロットだけですが、6s・6sPは電源ボタンがついています。



その代わりに、SEの電源ボタンは天面にあって、6s・6sPの天面はつるっとしています。



では過去機種と比較するとどうなるのか。下から4s・5s・SEの順で積み上げてみました。4sは3.5インチサイズとちょっと小さく、5sとSEは同じ4インチサイズです。



底面は、4sのころにはまだDockコネクタでした。



右側面は同じようにSIMカードスロットのみ。



4sはイヤホンジャックが天面にありました。こうしてぐるっと見てみると、5sとSEは外観がほぼ同一であることがわかります。



6s Plus・6s・SE・5s・4sと、画面サイズが小さくなるように並べてみました。6sと比べてSEはアイコン同士の間隔が近く、5sとほぼ同じ見た目。



唯一といっていい大きな違いは、背面の「iPhone」の文字の下に何も書かれていないか、「SE」と書かれているか。写真は左から5s・SE・6sです。



見た目は5sとSEが同じで、6sだけちょっとレンズ周りが飛び出しています。しかし、5sのカメラ性能が8メガピクセル・HDビデオなのに対して、6sとSEのカメラ性能は12メガピクセル・4Kビデオ。つまり、SEは「外観は5s、中身は6s」というモデルであるというわけです。



このあとは、中身が本当に6sに近いのか確かめるため、ベンチマークに挑みます。

・つづき

「iPhone SE」を性能比較、ベンチマークテストしてiPhone 6sなどと数値を比べてみた - GIGAZINE