29日、秋葉原のアニメ、家電量販店、免税店に殺到している中国人観光客にとって、ヨドバシカメラこそが日本最大の家電量販店大手と思うだろう。資料写真。

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2016年3月29日、秋葉原のアニメ、家電量販店、免税店に殺到している中国人観光客にとって、「ヨドバシカメラ」こそが日本最大の家電量販店大手と思うだろう。しかし、店内では中国のPCメーカーレノボのパソコンが大きな勢力を保っているのを見つけた。(文:陳言[チェン・イエン]日本企業<中国>研究院執行院長。人民網掲載)

ヨドバシカメラに入店し、各パソコンカウンターを見てみると、レノボが非常に目立つ。人気を博したテレビドラマ「半沢直樹」で、このドラマを観たことがある人なら誰もが、ドラマの中で映るシンクパッドのノートパソコンに気付いただろう。パソコンに詳しい人は当然これがレノボ傘下のブランドであることを知っている。レノボはここ数年、世界各国の企業と事業統合を行ない、レノボブランドのパソコン王国を作り上げてきた。

中国の産業発展は欧米と比較して立ち遅れており、改革開放後、中国は多く分野において生産量の世界一となったが、ブランドの1位を達成したものはほとんどない。特殊製品であるパソコンはまず軍需産業として欧米諸国は中国に厳しい制限を課したため、独自の道を辿るしかなかった。次にコンピューター、特にパソコンにおいては日本のメーカーが絶対的優位に立っていた。ところが今や、世界最大のパソコンメーカーはレノボである。同社は2011年にNECのパソコン事業と合弁会社「レノボNECパソコンホールディングス」を設立したのち、日本メディア「日系トレンド」誌は2015年4月20日付の報道の中において「日本の市場シェア率は41.9%を占める」と発表した。世界のその他の地域でも競争できる相手はデル、ヒューレット・パッカードしか存在せず、生産量においてはレノボの相手にはならない。

関係報道によると、納品の効率を上げるため、レノボグループは一部製品の生産拠点を山形県米沢市のNEC工場に移した。また、顧客満足度を上げるため、アフターサービスの修理も米沢で行うことにした。このほか、2015年、レノボジャパン株式会社はスマホ市場に参入することを発表した。レノボはすでに日本のパソコン、タブレット、スマートフォンなど多くの分野で活躍している。

テレビドラマ「半沢直樹」の中に頻繁に出てくるシンクパッドがレノボのイメージ広告なのかどうかについては知る由もない。しかし、日本で様々な会議に参加していると、レノボのパソコンを直接持って会議に参加する人を見かけ、パソコンを開くとレノボのマークが瞬時に目に飛び込んでくる。日常生活にレノボが溶け込んだ証である。(提供/人民網日本語版・翻訳/JK・編集/松澤)