28日、韓国の与党・セヌリ党がこのほど離党した現役国会議員4人に対し、事務所に掲示している朴槿恵大統領の写真の返却を求めたことが波紋を広げている。写真は韓国大統領府の展示。

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2016年3月28日、韓国・ニュース1によると、韓国の与党・セヌリ党がこのほど離党した現役国会議員4人に対し、各事務所に掲示している朴槿恵(パク・クネ)大統領の写真の返却を求めたことが波紋を広げている。

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セヌリ党の大邱選挙対策委員会は同日午後、「親朴派」とたもとを分かった離党議員4人に公文書を送り「2013年6月に党から所属国会議員の事務所に配布した『大統領尊影(お写真)』を29日までに返却するように」と求めた。離党者は党の資産を返却すべきであり、離党した候補者が朴大統領の写真を掲げて選挙運動をすることは不適切だとの立場だ。同選挙対策委の共同選挙対策委員長である趙源震(チョ・ウォンジン)議員は、「朴大統領の写真を選挙事務所に掲示し続けるのは最も下手なやり方」であり「朴大統領をばかにしている」と述べた。

この要求にしぶしぶ応じるとした議員もいたものの、党のやり方に対しては一様に「あまりに幼稚だ」との反応をみせている。

また、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられた。

「ここはどこ?北朝鮮か?」
「北朝鮮が金氏3世代の写真を掲げてるのと同じだね」
「セヌリ党は国民のことなど眼中になく、大統領さえちゃんともてなせばいいと思っている。国民と朴槿恵と、どちらが怖いのかな?」
「政策の話もしないで何を写真で盛り上がってるんだ…」

「本当に情けない。偶像崇拝だね」
「すごい、お笑いの世界だ」
「“お写真”だって!犬も笑うよ」
「あまりにセコくてこっちが恥ずかしい。これが政治家の素顔だ。何も期待できない」

「『尊影』なんて初めて聞く言葉だけど、僕が無知なだけだよね?この国がおかしいんじゃないよね?」
「今は絶対王政の時代か?未開社会でもあるまいし、こういうふざけたことは自分たちだけでやってほしいね」
「そもそもなぜそんな写真を掲げてるの?」(翻訳・編集/吉金)