当選証書を高く掲げる国民党の洪秀柱主席

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(台北 30日 中央社)洪秀柱・前立法院副院長(国会副議長)は30日、女性として初めて与党・中国国民党の主席に就任した。台北市の党本部で開かれた就任式に出席した馬英九総統は、洪氏と共に全力で党改革を進めていくと語った。

国民党の党旗「青天白日旗」と同じ青色の服に身を包み就任式に臨んだ洪氏。人々が1月の総統・立法委員(国会議員)選挙で同党を敗北させたのは、我々に反省の機会を与えるためだと強調。再起のチャンスを得るには誠実に反省し、勇気を持って改革を行うしかないとした。

また、民主進歩党の蔡英文次期総統に対し、台湾は民進党だけのものではなく、中華民国の全ての国民が身を落ち着け、心のよりどころとする場所だと呼びかけた。

洪氏は、総統選挙での敗北に伴い今月26日に投開票された主席補欠選挙で、過半数の7万8829票(56.16%)を獲得し当選。対抗馬で代理主席だった黄敏恵氏(4万6341票)を大きく引き離した。だが、投票率が過去最低の41.61%にとどまるなど、低迷が続く党勢の回復が洪氏の最大の課題となる。

< 洪秀柱 > 台北生まれの67歳。約10年におよぶ教員生活を経て1990年から立法委員を8期連続務める。今回の総統選挙では、国民党の実力者がそろって出馬を見送る中、昨年7月に党の公認候補に選出。だが、中国大陸寄りとも捉えられる発言などで支持率が低迷し、同10月に朱立倫氏に交代をさせられた。

(劉麗栄/編集:杉野浩司)