鴻海の郭台銘董事長

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(台北 30日 中央社)鴻海(ホンハイ)精密工業は30日、経営再建中のシャープを3888億円で買収すると発表した。将来負債となる恐れのある偶発債務を考慮し、出資額を当初の4890億円から約1000億円減額したが、シャープ側は同日、受け入れを決めた。来月2日に大阪で契約を結ぶ。

シャープは先月25日に鴻海傘下での経営再建を決定していたが、鴻海側が偶発債務に懸念を示したため、契約が延期されていた。日本の電機大手が外資系企業に買収されるのは初めてで、鴻海グループにとっては、1974年の創立以来最大規模の海外投資となる。

鴻海の郭台銘董事長(会長)は30日、「非常に興奮している。シャープの潜在能力を引き出したい」と述べ、買収決定を喜んだ。

(鍾栄峰/編集:杉野浩司)