学生の窓口編集部

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2012年、夫婦漫才コンビかつみ・さゆりがオープンしたお店「ボヨヨンスイーツガーデン」が3月27日に閉店することが分かった。理由は、店が入っているビルが昨年3月に香港の投資ファンドに約100億円で買収されたあおりを受け、かなり家賃が上がってしまったことから閉店に追い込まれたというもの。これまでにも夫のかつみは、「オオクワガタの養殖」や「ラーメン店の開業」など副業に挑むたびに、ことごとく失敗。

約2億円とも言われる借金返済を妻のさゆりと一緒になって頑張っているのは有名な話で、しかし利子が多すぎてなかなか元金が減らないという状況を吐露したこともある。今回の「スイーツガーデン」は「10度目の正直」と意気込みオープンしたそうだが、安い価格で食べ放題ということから週末には行列ができるほどの人気店だったとも一部では言われている。悲しいことに、3月27日は2人の20年目の結婚記念日だというが、ネットでは、『名前からしてコケてる』『リーズナブルな価格だったけど、マズかった』『商売運がない』『もう経営はしないほうがいい』などと酷評される中、『さゆりちゃん、かわいそう』といつも健気に頑張っているさゆりを気遣う声が目立っている。

大金を一度で手にする芸能人・・・借金を抱える人も少なくないようだ。様々な事情から借金を抱えた芸能人を一部紹介しよう。

●竹山隆範・・・カンニングの竹山は父親が不動産事業を経営し、幼稚園の時にはベンツで送り迎えをされるほど裕福だったというが、父の事業が失敗すると生活は一変。借金取りに追われる生活が続き、父の死後なんと13億もの借金を抱えることになったそうだ。とはいえ、その際には相続を放棄することで難を逃れた竹山。しかし、彼の借金はこれだけでは終わらなかった。2014年「ダウンタウンDX」(日テレ系)に出演した際、竹山は28歳の時にも借金を抱えて債務整理したことがあると明かしている。450万前後の借金を抱えていた竹山は、弁護士に依頼しなくても債務整理ができる「特定調停申立て」というシステムを利用。当時それほど売れていなかった彼は、申し立て委員のおじさんに叱られ、そのお説教が身に染みて号泣したことを打ち明けている。

●林マヤ・・・身長171センチでバランスのとれたスタイルと個性的な顔立ちで、パリコレにも出演しワールドワイドなモデルとして活躍していた林マヤ。一度のランウェイ出演で100万ほどの収入を稼いでいたことから、1万円を小銭程度にしか思っていなかった時期もあったそうだ。2015年、情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)に出演した際、過去の借金人生について口を開いた林。例えば、70万円のベッドに一晩寝て買い替えるなどインテリアに数千万、本物志向のこだわりから海外へ買い物へ行くこともあり、またジャズに惚れ自費で歌手デビューしたりもしたそうだ。そんな生活をしているうちに彼女のもとには借金だけが残り、極貧生活の中、電気や水道、ガスは止められ、猫の缶詰を食べて暮らしたことも告白。心を入れ替えた林は、タレント活動に加えバイトを掛け持ちし、借金を完済した現在は自給自足の生活をしながら心身共に穏やかな日々を過ごしているようだ。『お金は魅力があるけど魔物でもある。お金をなめるとオッカネーよ』と明るく語った林。ギャグはさておき、まさにお金は魔物かもしれない。

市川海老蔵・・・歌舞伎役者の海老蔵は、俳優として、また最近ではブログなどの人気も高く売れっ子芸能人ともいえる存在。そんな海老蔵が、なんと19億円ほどの借金を抱えているということを「女性セブン」が報じている。もともと海老蔵の母親・季実子さんの父親が不動産事業に失敗して作った借金を、保証人となっていた海老蔵の父親・団十郎が背負っていたそうだ。着々と返済が進む中、2004年に団十郎が白血病にかかり治療費がかさんだ上、海老蔵の「暴行事件」による違約金の支払いなどで、再び負債額が増えたともいわれている。

阿部寛・・・もともとモデルとして大人気だった俳優の阿部寛。1980年代、彼がモデルとして活躍していた当時はバブルでもあり、雑誌「メンズノンノ」の看板モデルだった阿部は高額のギャラを稼いでいたようだ。そこで数億円ともいわれる投資用マンションを購入した阿部だったが、その後バブルが崩壊し不動産価格も急落。加えてモデルのギャラが下がる一方、仕事も減り、彼には多額の借金だけが残ってしまったようだ。1987年、映画「はいからさんが通る」をきっかけに俳優業も始めた阿部だが、モデルとしては最有力だった189センチという高身長がかえって仇となり、なかなか俳優業のオファーがこなかったという。2007年の映画「バブルへGO!」に出演した阿部は、舞台挨拶の際、ようやく借金を完済したことを明かしている。