【マネー美人のお財布チェック2】ひとり暮らしで毎月5〜10万円を貯蓄・投資! 32歳女子に聞く、家計簿より日記で金銭感覚を養う方法

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今回は、マネックス証券株式会社の広報を務める松裕美さん。

趣味はダンスとお酒を飲むこと。6年前までアメリカに留学しており、そのときのライフスタイルからお買い物はほとんどカード支払いだそう。毎月の貯蓄・投資額は5〜10万円が目標とのこと!

■早速お財布をCHECK!

お財布の中は、各種ポイントカードと現金3万円ほど。レシートもなくすっきりとしたお財布の松さん。普段クレジットカード払いが多いということは、もしかすると支出が多いタイプなのでしょうか……?

■家計簿はもはやもう要らない!?

ーーレシートが1枚も入っていないんですね。家計簿をつけていらっしゃいますか?

松さん そうですね。普段買い物をしたときはもらうんですけど、帰ったらすぐに会社用と個人用で分けてしまいます。家計簿は一応記録はしていますけど、「家計簿」というより「日記」という感じですね。

マンスリー手帳に、その日にあったことを書いているんですけど、そこに買ったものとかも一緒に書いているんです。ざっくりと箇条書きのような感じで、 「今日は○○のお店で服を買った」とか、「友人とレストランで食事をした」とか、ごくごくシンプルなものです。値段とかは書いていないので、本当に自分の中の感覚として把握しておきたいという感じですね。

あと、コンビニのお菓子みたいな細々したものは書きません。あくまで洋服とか食事代とか、額がまとまっているものですね。そもそも、あまり細々とした買い物をしないようにしています。たとえば、毎日コンビニでお菓子や飲み物を買うと、積もり積もってけっこうな額になりますよね。なので、できるかぎり一度にまとめて安いお店で買うようにしています。

ーー確かにコンビニなどよりも割安ですね。ポイントも貯めていますか?

松さん ポイントは貯めてますし、けっこう頻繁に使っていますよ。ポイントカードではなくクレジットカードで貯めています。生活用品も貯まってるポイントを使って支払ったり。現金と同じ感覚で利用しています。

〈ポイント1〉
・日記をつけるついでに日々の支出を把握!
・コンビニでこまごまと買うより、安いお店でまとめ買い

■テクノロジをフル活用して出費管理をカンタンに!

ーーカード払いが主だそうですが、クレジットカードは2種類だけなんですね。具体的にはどのような場面で使いますか? そしてカード支払いにするこだわりの理由は何ですか?

松さん ほとんどカード払いですよ。1000円くらいのものを買うときもカード払い、カードが使えないときはEdy、どちらも使えないときに現金払いという感じですね。ポイントを使うことが多いので、メインカードは使う場面が多いネットショッピング系のカードに統一してます。

カード支払いにする理由は、それで勝手に履歴がつくので、自分が何の買い物をしたのかわかりやすいんです。家計簿をつけなくても、自分が買ったものが一覧で出てきますから。出費管理が面倒な現金よりは使いやすいですね。現金は給料日に2〜3万円くらいお財布に入れる用におろしたら、あとは電子マネーにチャージしたりする分くらいです。

ーーすごい、ここでも家計の把握術が! ちなみに、銀行のカードも一種類のみですね。ということは、特に貯金用などの区分けはしていないですか?

松さん いえ、一応分けてはいるんですよ。ネットバンキング※のシステムで、ひとつの口座の中で複数に分けることができるので、「普段使い用」「貯金用」「冠婚葬祭など急に必要になったとき用」の三つに分けています。それとは別に「投資用」として、証券会社で開いている口座があります。振り込まれてから自分でそれぞれの口座に入れる感じですが、トータルで5〜10万円くらい貯蓄や投資に回せるように頑張っています。

投資もあまり細かく残高チェックはせずに、一度購入したらしばらくそっとしておくようにして、確認は日々の日経平均株価と為替のチェックくらいにとどめています。そうすることで、働いていて時間が取れない忙しい毎日でも、気楽に投資を楽しめているかなと思います。銀行も証券もPCやスマホで資金管理が簡単にできることも私にあっていて良いようです。

〈ポイント2〉
・クレジットカードの支払い履歴で支出の内訳をチェック
・ネットバンキング(※)を利用して貯金を管理

※インターネットバンキングとは、インターネット上で銀行との取引ができるサービスのことです。残高や入出金の詳細だけではなく、口座内のお金で振込や定期預金の預け入れ、為替など、通常の口座と同じように利用することができます。現在ほとんどの銀行で導入されており、利用する場合はその銀行のサイトなどから申し込みを行います。

■細かく出費管理しなくても、感覚で把握できる方法

ーー「使い上手」「貯め上手」「殖やし上手」の中で、松さんはどれですか?

松さん 「殖やし上手!」と言いたいですが、まだ「使い上手」でしょうか。お酒を飲んだり、友人へのプレゼントをしたりなど、交際費は多いんですがその他の部分では無駄遣いしないように心がけています。ダンスなどのレッスン系も昔から習っているのでレッスン費だけですが、色々な特典を利用してお得に楽しめるようにしています。人との交流が好きなので、交際費や趣味など楽しむことにはお金に糸目をつけずに使うようにできるように工夫していますね。

あとはやっぱり、コンビニとかで細々とした買い物しない分、無駄な出費が防げていると思います。普段そんなに意識をしてはいないけど、やっぱり自分で買ったものの把握ができているというのは、感覚としても大きいですね。今後は、証券会社勤務らしく「殖やし上手」と胸をはって言えるように頑張りたいです。

ーー感覚で把握できるっていうのは、すごいですよね。無駄遣いをしてしまう人って、自分の買っている額が感覚としてつかめていないことが原因なのかもしれません。

松さん もちろん、私も最初から感覚でつかめていたわけではないんです。以前アメリカに留学していた頃、あちらでは大学に通いながらバイトをすることができなかったので、親の仕送りの中でやりくりをしていたんです。その当時は、今よりももっと細かく、買ったものとその値段まで記入していました。

それを繰り返していくうちに、大体自分が買うものの値段帯が感覚でつかめるようになってきたんです。洋服を買うならこれくらいの額、といったような感じですね。社会人になった当初も続けていたので、今はもう買ったものだけ記入しても大体自分がどれくらいの額を支払ったかわかるようになったのかも。そういう感覚が身についたから、値段を書くのをやめたという感じですね。だからあまり細かく管理しなくても、「今月使いすぎちゃった」なんてことは起きないのかなと思うんです。

■まとめ

松さんの貯金の秘訣は「無理なく毎月の支出内訳を管理している」こと。毎日の日記の習慣や、カード支払いを主軸とすることで、自分の買ったものを感覚として把握しています。「買ったものだけじゃ値段が分からない……」という方は、感覚をつかむためにも、まずは値段を書いてみるところから始めてみてもいいかもしれませんね。

〈今回のおさらいポイント〉
・毎日日記をつけて買ったものを管理
・クレジットカードの履歴を家計簿代わりに
・ネットバンクを利用して一つの口座で楽々仕分け

(園田菜々)

次回は4月13日(水)更新予定です。お楽しみに!

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