蔡英文次期総統と会談の馬英九総統、与野党協力の必要性強調/台湾

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(台北 30日 中央社)馬英九総統と今年5月20日に就任する蔡英文次期総統が30日、台北賓館(台北市)で会談した。馬総統は「台湾は多くの挑戦に立ち向かわなければならない。与野党が対立から協力に向かって歩んでこそ、困難を乗り越えられる」と語った。

馬総統は「ようこそ」と蔡氏を歓迎。「ごぶさたしています」と声をかけられた蔡氏は「テレビでよく拝見しています」と答えるなど会談は和やかなムードで始まった。

蔡氏は今回の会談には民主主義、責任、協力の3つの意義があると強調。政権交代時に円滑な引き継ぎができるような制度作りが必要だと語ったほか、他の政党との協力の可能性を示唆した。

会談は最初の挨拶がメディアに公開され、その後は非公開とされた。会談後に開かれた記者会見で総統府の曽永権秘書長は、年金や外交、エネルギー、南シナ海問題などについて意見交換がなされたと語った。

(戴雅真、唐佩君/編集:齊藤啓介)