古着の買い取りは二束三文というイメージがあるが、実際には……!?

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長い間袖を通していない大量の服が、洋服ダンスを占領して困っている……。そんな悩みを持つ人は意外と多いはず。筆者もそんな一人として、タンスの肥しを古着ショップに持ち込んでみることに。どうすれば高値で売ることができるか?取材の一部始終をレポートしてみたい。

古着の買い取りは二束三文というイメージがあるが、実際には……!?

古着の買い取りは二束三文というイメージがあるが、実際には……!?

今回古着を売りに行ったのは、衣料・服飾専門ユーズドセレクトショップ「ジャンブルストア」。ゲオが運営する日本全国に展開している大型古着買い取り専門店だ。浦安店・店長の和田直紀さんに話を聞きながら、筆者の古着を査定してもらった。

持ち込んだのは衣類7点、バッグ6点、シューズ2点、ストール2点の計17点。まずは受付にて商品をすべて預け、受付表に氏名などを記入。査定には15分から20分ほどかかるため、店内を散策してみることにした。

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1階はレディースコーナー。季節に合わせて、冬物〜春物がズラリと並んでいる。アウターからニット、バッグやブーツまで品ぞろえも豊富だ。「カジュアル系」「ギャル系」など、ファッションの傾向やブランドの系統ごとに陳列されているので探しやすい。

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2階のメンズコーナーも充実している。ハイブランドコーナーには、「UNDER COVER」や「NUMBER NINE」などの商品もあり、意外な掘り出し物が見つかるかもしれない。

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古着査定をしている様子を見てみると、店長がパソコンで何かを検索中……。自社のネットワークを使用して、自店や他店の買い取り販売状況をリアルタイムで確認できるツールを使い、相場や販売価格を算出しているそうだ。「珍しいブランドについては、タグに書かれた社名や品番からブランドの傾向を調べる場合もありますね」と、かなり慎重に査定している様子。

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もちろん、一着一着目視による確認もしっかり行っていた。和田さんいわく、服については袖口・襟元・裏地の汚れ、縫製のほつれ具合などが査定に影響するそう。バッグも表面だけでなく内ポケットに穴が開いていないか、ファスナーが壊れていないかなど細かい部分をチェック。シューズは、ソールの減りやカビの状況を見ているという。すべての査定が終了すると、買い取り見積書を渡される。

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こちらが買い取り見積書だ。17点で、なんと17,800円の買い取り価格がついた! もう捨てようと思っていたものばかりだったので、正直なところ想像をはるかに上回る結果に驚きを隠せなかった。ちなみに、この見積書には一点一点の買い取り価格が記載されており、質問すれば丁寧に査定の基準を教えてくれる。査定のポイントを聞いたところ、次のような点を教えてくれた。

●人気ブランドの商品は、多少型が古くても高値がつきやすい。
●セールになりやすいブランドは高値がつきにくい。
●ブランド力が弱く、型落ちしている商品は、定価が高いとしても買い取り価格は低くなる場合がある。
●アウトレットで展開されているブランドは、正規店のみのブランドに比べて価格が低くなりやすい。
●トレンド商品や定番商品の場合、定価が安くても買い取り価格は高めになる。
●洗濯をしたり毛玉を取ったりなど、ちゃんと手入れがされていると買い取り価格に反映される場合がある。

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できるだけ高く売りたいなら、売るシーズンも重要なポイントだ。服と季節がずれていると、それだけで買い取り価格は低くなってしまう。「冬物に関しては、1月のセールが始まる前だと高値がつきやすいです。購入したのに着ない服は、できるだけすぐに持ってきてください」(和田さん)

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買い取り査定が終わった後、売らずに持ち帰ることも可能だ。タンスの肥やしと言えど、「よく考えてみたら思い出の品だった」なんて思い直すこともあるだろう。筆者も3点ほど持ち帰り、残り14点を12,600円で売ることにした。

暮らしの節目に自宅を整理する方は、ぜひ断捨離の精神で古着を売ってみてはいかがだろう。思わぬ臨時収入が得られるかもしれない。

(波多野友子+ノオト)