台湾の漫画家、「キティ特急」に苦言…「面目丸つぶれ」

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(花蓮 30日 中央社)海外からの観光客を呼び込もうと今月21日から運行を開始した台湾鉄路管理局(台鉄)のキティ特急。可愛らしいデザインで大きな注目を集める中、台湾の漫画家、敖幼祥さんがその存在に苦言を呈し、話題となっている。

「国営の台鉄がなぜ台湾の漫画家に機会を与えず、競争入札もせず勝手にハローキティで車体を包んだのか」。敖さんはそう訴える。「外国人旅行者が台湾に来て、台鉄の車両が日本のイラストだったら、台湾の人は面目丸つぶれだ」とも。疑問の声を投げかけるのは敖さんだけでなく、複数の漫画家が所属する組合も抗議している。

これに対して台鉄は、これまでにも台湾アーティストの作品を題材にした特別車両を運行してきたと強調。キティ特急は海外からの観光客を引き付け、台鉄の国際的知名度向上につなげるためとし、理解を求めている。

(李先鳳/編集:齊藤啓介)