29日、韓国政府が大金をかけ開発した消防ロボットが現場では使えない失敗作であったにもかかわらず、全国の消防署に追加配備されていたことが判明、韓国のネットユーザーから批判の声が寄せられている。写真はソウルの消防署。

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2016年3月29日、韓国・MBCテレビによると、韓国政府が開発した消防ロボットが現場では使えない失敗作であったにもかかわらず、全国の消防署に追加配備されていたことが分かった。

このロボットは、消防士の代わりに火災現場に入り生存者を捜索するというもの。大邱市消防本部が政府の支援を受け、20億ウォン(約1億9500万円)の予算を費やし開発した。09年に45台が各地の消防署に配置されたが、火災現場への投入実績はなんとこれまでゼロ。1センチの高さの障害も越えることができない上、衝撃にも弱いという致命的な弱点のためだ。さらに、通信が切れる地下や煙が充満した場所では使い物にならない。

しかし問題はこれで終わらなかった。11年、韓国消防産業技術院は問題だらけの消防ロボット42セットを追加購入し、全国の消防署に配備したのだ。この追加購入には4億ウォン(約3900万円)の費用がかかったが、やはり現場への投入は行われず、開発会社が営業を終了した今となっては修理も不可能な状態となっている。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「そのお金で現場の消防士の装備を少しでも買い足してあげて」
「使い物にならないロボットを42セットも買うなんて、癒着だろう」
「やはり、国に金がないのではなく、泥棒が多いということだ」
「まるでお金を捨ててるみたい」

「これが韓国の無能な公務員の実態」
「政府の研究開発で使える物を見たことがない」
「高卒で分かる程度の常識さえ守れば国がちゃんと回るだろうに。裁判官や検事、政治家はその常識すら分かってないんだろうな」

「韓国で100億規模の事業の実際の価値はたぶん20億くらい。80億はどこかに…」
「ちゃんと調べることを調べてくれ!」
「うちのロボット掃除機の方が良さそう」
「必要な予算は使わず不要な予算は使う。これが創造経済!」(翻訳・編集/吉金)