29日、中国河南省登封市で、「すべての病気を治療できる」との触れ込みで販売されている1本400元(約7000円)の飲料を飲んだ市民から苦情が相次いでいる。

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2016年3月29日、中国河南省登封市で、「包治百病(すべての病気を治療できる)」との触れ込みで販売されている1本400元(約7000円)の飲料「豫原之露・生命百分百」を飲んだ市民から苦情が相次いでいる。大河網が伝えた。

この飲料は、心筋梗塞、脳梗塞、脂肪肝、胆嚢(のう)炎、さらにはビール腹から水虫まであらゆる病気を治療できる「神の水」として口コミで広まった。

登封市宣化鎮蔡溝村の王(ワン)さんは、頸椎(けいつい)症に悩んでいたことから、昨年6月に6000元(約10万円)で4箱を購入した。飲み始めて半月余りすると、頻繁に腹痛を感じるようになり、足まで痛み出した。頸椎症は改善しないままで、その後、歩行もままならなくなり「だまされたことに気付いた」という。

同じく蔡溝村の今年66歳になる李(リー)さんも、おいに勧められて飲み始めたところ、目まいや腹痛に襲われるようになり、畑仕事の最中に激しい動悸(どうき)で病院へ運ばれた。

市民からの苦情を受け、市の食品薬品監督管理局は、虚偽広告の疑いで生産元である河南天徳利飲品有限公司の調査を始めた。(翻訳・編集/柳川)