PITARIを搭載した透過型スマートグラスから見たAR画像(イメージ図)

株式会社KDDI研究所は、遠隔で作成したAR画像を、透過型スマートグラス装着者の視線の先に表示できるソフトウェア「PITARI(PIctureless Transmissive Augmented Reality Interface)」を開発したと発表した。

同ソフトは遠隔サポートにも活用することが可能で、装着者は遠隔の指示者が作成したAR画像をすぐに見ることができる。外国での買い物や遠隔での専門作業など、日常や仕事のさまざまなシーンで利用可能だ。遠隔の指示者が作成したAR画像をリアルタイムで装着者の視界に表示するソフトウェアの開発は世界初だという。

一般的なARアプリはカメラで撮影した画像内にAR画像を表示するため、透過型スマートグラスでARを活用する場合、装着者は「ARが表示された対象物の画像」と「実際の対象物」の両方を見比べなければならず、利用する上で不便だった。今回、同社は簡単な補正作業で物体の奥行きや位置を把握する技術を開発したことにより、遠隔の指示者が作成したAR画像だけを装着者の視界にすぐにピタリと表示させることが可能となり、この問題を解決した。

同ソフトは、遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx」のオプション機能として提供することを予定している。

発表資料
URL:http://www.kddilabs.jp/press/2016/032901.html
2016/03/30